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2006年6月11日 (日)

Ein Wagen mit einem Holzvergaser

先日に続き、ブログでお尋ねしちゃってすみません。あの有名なヘルマン・ゲーリング(Hermann Göring)が戦時中、木で走る自動車に乗っていたそうなんです。

ein Wagen mit einem Holzvergaser

これって、いわゆる「薪自動車」のことでしょうか?Man hat Holz sozusagen vergast. したそうです。木を「ガス化」する?木を使って可燃性ガスを発生させる、というものでしょうか?木炭自動車とは違いそうですね。やっぱり薪自動車かしら。もしお詳しい方がいらっしゃいましたら、お知恵を拝借できませんでしょうか・・・??

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「ドイツのこと」カテゴリの記事

コメント

自動車関係の翻訳ばっかりしていますが、材木自動車(?)の案件は経験がなく・・・^^;

でもこれは、材木とか木片を燃やしてガスをつくるということでしょう。これが自動車にどう応用されていたのかは分かりませんが、↓このサイトなどで、多少イメージが掴めるのではないかと思います↓

http://www.agriserve.de/Holzgas-6.html

投稿: 樅の木 | 2006年6月12日 (月) 00時49分

既に樅の木さんからレスがついていますが。。
Vergaser は STAR の自動車4カ国語辞典で調べると「気化器」あるいは「キャブレタ」です。
Holzvergaser は、樅の木さんがおっしゃっているとおり「材木とか木片を燃やしてガスをつくる」ことだと思います。
ありちゅんさんの「薪ガス」という訳、悪くないような気がします。
http://www.chushi.maff.go.jp/joho/genchi/17-no9/04.htm(薪ガスで走るエコカーを開発)

投稿: Papagena | 2006年6月12日 (月) 04時55分

>ein Wagen mit einem Holzvergaser

こんなの見つけました。

http://maa999999.hp.infoseek.co.jp/ruri/gulfwar_02_05_24.html

ナチスドイツは「Gaswagen(ガス車)」でユダヤ人などの殺害をしましたが、そのコンテキストです。
訳語としては「木材ガス車」なんて使えそうな気がしますが、いかがでしょうか?

***
第二次世界大戦中、ヨーロッパ諸国の多くは、非軍事的な乗り物輸送の分野で、ガソリン・エンジンもディーゼル・エンジンも使わず、木材、コークス、石炭のような固形燃料を燃やす車両にかなり依存していた。多くは木材であったが、固形燃料は、普通車両の後部に搭載されていたガス発生器の中で燃やされることによって、可燃性ガスの混合気となった。このガスは、ガス発生器からエンジン吸気によって排出され、車両前部にある改造ガソリン・エンジン、ディーゼル・エンジンのなかで燃焼した。この可燃性ガスには普通、18%/vol.から35%/vol.の一酸化炭素が含まれていた。しかし、ほぼすべてのCOはエンジンで消費されるために、排気ガスには0.3%/vol.以上のCOは含まれていなかった[71]。ヨーロッパのドイツ語圏では、これらの車両は「ガス発生車(Generatorgaswagen)」もしくはたんに「ガス車(Gaswagen)と呼ばれていた。木材を燃やしている場合には――大半がそうであったが――、「木材ガス車(Holzgaswagen)とも呼ばれた。

投稿: Papagena | 2006年6月12日 (月) 05時06分

ついでに、自分の自動車の勉強も兼ねて「キャブレタ(気化器)」の定義です。

http://ss-firstgeneration.hp.infoseek.co.jp/yourself/carb.htm

***
キャブレータとは 空気と燃料を混合してシリンダーに供給する装置である。
***

で、シリンダー内で爆発させて燃焼させエネルギーにして車は走ります。

***
求められる性能は 空気と燃料をよく混合する事、エンジンの吸気量およびスロットル開度の変化に対し 瞬時に適切な混合比を供給する事 などである。
***

この混合比とか、シリンダーに入れるタイミングとか量によって燃焼効率にもの凄い差が出るそうで、ほんとに少量ずつ絶妙のタイミングで吹き付けるような Bosch のインジェクタなどを去年東京モーターショーで見て感心しました。また、シリンダーの形状も各社各様のものが工夫されていて、これも「ほえ~」と口をあんぐり空けてそのアイデアに驚いたものです。

投稿: Papagena | 2006年6月12日 (月) 05時16分

樅の木さんご紹介のサイト、私も見てみました。木材を燃やしているようすがよくわかり、イメージがつかめます。画像の力って大きいですね!

http://www.agriserve.de/Holzgas-9.html

投稿: Papagena | 2006年6月12日 (月) 05時20分

これもホロコーストコンテキストですが、こんなのもありました。ガス車で人を殺す話はホロコースト映画「ショアー」に出てきます。ゲーリングが殺人の指揮を取ったということではなくて、当時の一般的な材木ガス自動車が殺人に向いていたということでしょう。

http://www002.upp.so-net.ne.jp/revisionist/berg_02.htm

***
「木材ガス自動車(Holzgaswagen)」はすべて、「木材ガス発生器(Holzgasgeneratoren)をそなえていた。軍事目的用のガソリンやディーゼル燃料などの液体燃料を節約するためであった。発生ガス自動車の運転資格を持つ人々は特別に訓練を受けており、免許を与えられた。そして、運転手席の中に、ガスには35%の一酸化炭素が含まれているだけではなく、0.1%の一酸化炭素でも致命的であるという注意事項を記しておかなくてはならなかった。この警告事項を読むことは法的に義務づけられていた。環境保護のためだけではなく、来る日も来る日も、このきわめて危険な装置を扱わなくてはならない運転手その他の生存自体に必要なことであった。
***

殺人に転用された木材ガス自動車ですが、操作するほうも命がけだったみたいですね。

投稿: Papagena | 2006年6月12日 (月) 05時25分

樅の木さん、コメントいただきましてありがとうございました!私も大昔、自動車関連の翻訳をしたことがあったのですが(天然ガス自動車についてでした)、難しくて難しくて、四苦八苦した記憶があります。自動車の仕組みそのものを理解していないと非常に難しいですね。しかも最新技術について述べている文章ですと、もうお手上げ・・・。樅の木さんがご紹介くださったサイト、早速見てみました。やはり図解というのは分かりやすいですね。イメージをつかむ、ということの大切さを痛感いたしました。ありがとうございます。仕組みが分かっていて訳すのと、ワケもわからず字面だけで訳すのとでは大きな違いがありますよね。本当に助かりました。ありがとうございます。

投稿: ありちゅん | 2006年6月12日 (月) 07時17分

Papagenaさん、コメント感謝いたします~!たくさん調べてくださり、本当にありがとうございます。樅の木さんへのお礼のレスでも書いたのですが、自動車関連って本当に難しいですよね(ほかの分野も同じですが)仕組みを理解せずに字面だけで訳すと、とんでもないことに・・・「Holz」が入っていますので、「薪」じゃなくて「木材」にしようかな。Papagenaさんがご提案くださった「木材ガス自動車」にしようかと思います。戦時中、ガソリンが不足したのは日本も同じですが、ドイツも苦労したんですね。中学生か高校生の頃、木のチップを試験管の中で蒸し焼きにして「木ガス」を発生させる実験をしたことを今思い出したのですが、原理は同じかしら?でも「命がけ」だという説明を読んで、試験管のレベルじゃなかったんだなーと改めて思いました。Papagenaさん、いつもありがとうございます。自動車関連はとても弱いので、助かりました。

投稿: ありちゅん | 2006年6月12日 (月) 07時24分

ありちゅんさん
私はほとんど「トライアル」しかやったことないのですが、自動車関係は、八重洲ブックセンターとか大きな本屋に「自動車のメカがわかる」みたいな本が2000円弱くらいで売られてます。そういう入門書を読むと概要がつかめます。Boschハンドブックとかは詳しすぎて、読んでもわからないことがあります。それから個々の技術については、ネット上に結構いい説明があります。自動車の基本についても、チュートリアル的ページがいっぱいあります。医学とかに比べるととっつきやすいです。

投稿: Papagena | 2006年6月12日 (月) 09時07分

ご質問の内容、「木炭車」で問題ないと思いますよ。理論的には皆さんが書いておられるように木炭だけでなく、木材チップも燃料になるのですが、それでも「木炭車」という名称が日本では一般的です。

特に大戦末期は燃料不足のために、軍用車でも木炭車として改造・製造された車両は多くありました。ただ、それでもあればいいほうで、物資輸送では馬車が大活躍していたというのが、実はあれだけ機械化されていたドイツ軍の実態でもあったりするのです。それにしても、あのゲーリングまでが木炭車に乗っていたとは知りませんでした。

「木炭車」で画像検索してみてください。写真がかなり出てきます。大きな筒のようなものが釜であり、この中に木片を入れてガスを発生させます。

以上、ご参考まで。失礼しました。

投稿: U99 | 2006年6月12日 (月) 09時14分

何度も済みません。下記サイトにドイツ軍仕様の一例がありました。
http://www.razyboard.com/system/morethread--heng_long_tiger_1-296573-1292964-10.html
(ちょっとわかりにくいですが、上から8つめのモノクロ写真で、車両が二台並んでいるもの)
左側がいわゆるキューベルワーゲンで、右が通常のフォルクスワーゲンです。これらは釜がボンネット下にありますが、車両によっては側面についているものもありました(ルノーAHNHなど)。

ゲーリングが乗っていた車両については、それを特定するための情報がほかにありませんか?

投稿: U99 | 2006年6月12日 (月) 10時07分

U99様、ご丁寧にありがとうございます。画像も拝見しました。今でも残っているんですね。マニアの方が大切に保管していらっしゃるんでしょうか。ゲーリングが乗っていたという自動車は、画像があるのですが、販売前にネットに載せるわけにはいかないので、載せたいところなのですが、残念・・・。車の後ろのところに、ドラム缶のような筒型の物体が載っています。あそこに木片か木炭を入れて、ガス化させて、燃焼させて走るんでしょうか。U99さんが教えてくださいましたように、「木炭車」で検索して出てきた車と似ています。ドラム缶みたいな釜が特徴なんでしょうか。ちなみに、これはドイツ終戦直前の話です。いよいよ末期状態で、トップの指導者たちもガソリンが入手できなくなったんでしょうね。助かりました。たかが「木炭車」、されど「木炭車」で、たった2、3語なのにうんうんうなってしまいました。

投稿: ありちゅん | 2006年6月12日 (月) 14時08分

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