« ナチ党階級 | トップページ | 色に関係する言葉 ~ その3 ROSA »

2006年6月28日 (水)

Juchheim (ユーハイム)

昨日、私が翻訳を始めるきっかけとなった方と久しぶりにお会いしました。そのとき、ユーハイムの話題が出ました。ユーハイムの創始者の苦労話はご存知の方も多いと思います。日本で初めてバウムクーヘンを売り出した、ということは聞いて知っていたのですが、第一次大戦で日本の俘虜収容所に収容され、その後帰国せずに日本でお菓子やさんを始めた、ということを聞いて「バルトの楽園」のカルルを思い出しました。

Juchheim夫妻の物語

Karl Juchheim は映画の舞台の坂東俘虜収容所ではなく、広島の収容所に収容された、ということですから厳密には異なりますが、青島から日本へつれてこられ、その後ケーキ屋さんを開店した、というところはソックリ。カルルはKarl Juchheim をモデルにしたんでしょうね。ちなみに、本当は「ユーハイム」ではなくて「ユッフハイム」のほうが原語に近いのでは、と思います。

このHPの説明を読むと、ホント苦労したんだな~というのが伝わってきますね。厳しい収容所生活、慣れない異国でお店を開店、そして関東大震災。着の身着のまま神戸へ逃げて、そこで再び開店。ところが第二次世界大戦勃発で六甲へ疎開・・・ふぅ。現代に生きる私たちには想像できないほどの苦労だったでしょうね。

|
|

« ナチ党階級 | トップページ | 色に関係する言葉 ~ その3 ROSA »

「ドイツのお菓子」カテゴリの記事

「ドイツ史がらみのこと」カテゴリの記事

「俘虜収容所」カテゴリの記事

コメント

ユーハイム最近行ってません。ドイツデザイナーとの「コラボケーキ」も新しいのが出てるだろうな。。先日のネット注文キルシュトルテはおいしかったです。同じ店でシュトーレン頼もうかな。。(まだ先)
でも、いまのユーハイム(私が知っているのは丸ビルにあるやつですが)は、パンもケーキもあんまり「ドイツ」って感じがしないんですよね。
ドイツパン屋「リンデ」のパンはけさ別のパンがすでにトーストされていたので食べられませんでした。

投稿: Auty | 2006年6月28日 (水) 09時01分

大学のそばにユーハイムがありました。講義が終わると友人たちとよく行って、だべってました。でも卒業する少し前になくなってしまいました。
好きだった先輩が、アイスミルクティを「アイミティ」と注文していたのを思い出します。

投稿: なすび | 2006年6月28日 (水) 09時42分

ユーハイム自体は、もうフツーの日本のお菓子やさん、って感じになってしまいましたが、こうした歴史を見ると、やはり創始者は苦労したんだな~と思ってしまいました。日本橋三越にある、クラブ・ハリエのバウムクーヘン、ご存じですか?友人がよく下さるんだけど、美味しいです♪

投稿: ありちゅん | 2006年6月28日 (水) 09時55分

なすびさん、ヘソクリがツマに見つかってしまったって話、涙なしには読めませんでした・・・ うううぅぅぅ・・・
なんちって(^^)「アイミティ」 懐かしいですね~「レスカ」とかもありましたね。さらに時代はさかのぼりますが、先日BSで70年代の音楽をやってました。で、「恋のナイトフィーバー」が流れ、思わず右腕が天を、左腕が地面を指してしまいました。それを見たオットが冷たい視線を投げかけるんです・・・なすびさんもきっとやるでしょ?やるよねっっ(強く同意を求める)

投稿: ありちゅん | 2006年6月28日 (水) 10時01分

ありちゅんさん
わたしはそんな恥ずかしいことはやりません(キッパリ)。
ただし先日、BSで「アニメソング大全集」をやったときは、水木一郎さんやささきいさおさんや堀江美都子さんの歌に合わせて、ヤマトやバビル2世、キャンディキャンディを熱唱しました。わたしたちの世代にはよくあることですよねっ!!

投稿: なすび | 2006年6月28日 (水) 12時59分

キャンディ!フ~♪

宇宙戦艦ヤマトは、中学校2年生のとき、合唱コンクールで歌いました。優勝でっせ、優勝! 私的には「ガッチャマン」とか「魔法使いサリー」とか「フランダースの犬」などがかかると嬉しいです♪

投稿: ありちゅん | 2006年6月28日 (水) 15時25分

ありちゅんさん、なんという偶然でしょう!今日、神戸で「バルトの楽園」を見たんです。それで元町にあるユーハイムの本店を見てしみじみしながら帰ってきたんですよ。映画の登場人物にゆかりのある神戸。阪神大震災からも11年たって復興した地で見るとまた感慨深いものがありました。

投稿: みみ | 2006年6月28日 (水) 17時35分

みみさん、こんばんは~♪ 偶然ですね!同じ頃にユーハイムを見て「ふむふむ」と思っていたのかも。ちなみに映画の中で出てきたケーキは、ユーハイムが焼いたものだそうですよ。最初に映画を観たときは、「ちょっと美化しすぎじゃない?ホントに博覧会なんてやったのかしら」と思ったりしたのですが、その後本を読んで、実際に博覧会が行われたことを知りました。当時の日本人のほうが、今の日本人より大らかだったんでしょうか。

神戸には5年前に行きました。その頃はすっかり復興していましたが、それも地元の方々の努力の賜物でしょうね。私は東京におりましたが、悲惨な光景に とてもショックを受けたのを覚えています。

投稿: ありちゅん | 2006年6月28日 (水) 20時53分

板東俘虜収容所のようなところは実は東京近辺では習志野にもありました。習志野俘虜収容所の所長、西郷寅太郎大佐は西郷隆盛の嫡子であり、父が反逆者として死んだこともあって、敗戦の兵に理解がありました。しかも、板東同様に俘虜たちは演奏することもビールを作ることも許され、特に彼らが作っていたソーセージは地元民にも製法が伝えられたため、習志野が日本におけるソーセージ生産の発祥地となったのです。ですから習志野には今でも本格的ドイツソーセージを売っている店があります。また、この収容所にいた俘虜の中で一番有名なのは、銀座のドイツレストラン「ケテル」を開店したヘルムート・ケテルでしょうね。因みに、この店にはあの有名なソ連スパイ、リヒャルト・ゾルゲも通っていました。こうしてみると、我々の周りには「無名の歴史」が残っているものですね。

投稿: U99 | 2006年6月28日 (水) 22時19分

U99さん、いつも情報をくださり、ありがとうございます。知りませんでした・・・!習志野にそんな自由な俘虜収容所があったとは・・・!つい最近まで夫の両親が習志野のそばに住んでおりましたので、何か知っているかもしれません。今度聞いてみます。ケテルも有名ですよね。しかもゾルゲまで通っていたとは・・・。コメント欄においておくのはもったいないほどの情報をありがとうございます。管理画面でアクセス状況が分かるのですが、最近は私の記事よりもコメント欄のアクセス数のほうが多かったりするのです。きっと遊びにいらっしゃる皆様が他の方々のコメントを読んでくださっているんですね。コメントのほうが立派なブログです。嬉しい限りです。

投稿: ありちゅん | 2006年6月28日 (水) 23時20分

ユッフハイム夫妻の物語、見ました。感動して少し瞳から汗が・・・・。しかし波乱万丈ですね。苦労の連続だったことでしょうね。
バームクーヘンが有名だとは、今まで知らなかったです。久しぶりに行ってみたくなりましたが、近所にはないんですよね・・・・。でも応援したくなりました。

投稿: なすび | 2006年6月29日 (木) 14時40分

なすびさん、コメントありがとうございました。返信が遅くなり、すみません。なすびさんも瞳から汗が流れました?私なんて耳から涙があふれましたもん。

U99さんが教えてくださいましたが、銀座にある「ケテル」も俘虜収容所に収容されていた元捕虜の方が始めたんですね・・・こうしたお店、案外いろいろとあるのかもしれませんね。材料を手に入れるのも大変だったのではと思います。

投稿: ありちゅん | 2006年6月29日 (木) 21時42分

小林源文氏の劇画に『ハッピータイガー』という作品があります。ノモンハン事件で戦った日本軍少尉が、モンゴルでの生活、ロシア軍に徴兵、ドイツ軍捕虜となり、ティーガー戦車兵になるという波乱万丈の戦記です(もちろんフィクションです)。
ユーハイムで思い出した作品です。面白いので機会があればありちゅんさんも是非どうぞ。

投稿: なすび | 2006年6月30日 (金) 09時48分

なすびさん、そういえば思い出しましたが、新宿の高層ビルのとこかに、戦争記念館(正確な名前は失念・・・)があるの、きっとご存じですよね。数年前、子供を連れていったのですが、シベリアに抑留された方々の話とか、遺品とかが展示してあって、胸が詰まりました。美味しいものをたらふく食べ、衣食住足りている今の私たちには想像できないくらいの苦労だったんでしょうね。
「ハッピータイガー」ですね。メモメモ。ちょっと話はずれるのですが、原爆を扱ったマンガ「はだしのゲン」を小学生の時に読んで、衝撃を受けたのを覚えています。同じマンガをうちの娘が今、一生懸命読んでます。

投稿: ありちゅん | 2006年6月30日 (金) 18時00分

ユーハイム、私にとっても思い出深いですね。
最初に出会ったのは、1981年のフランクフルト。
大学の第二外国語で2年間ドイツ語をやっただけで、いきなり飛び込んだドイツ。
最初に到着したフランクフルトで、別送した荷物を待っている数日間、市内観光をしました。
ゲーテハウスの隣に「ユーハイム」がありました。言葉に不自由していたときに、日本人の店員さんがいてホッとしました。ドイツのお店が日本人向けに開いているのかなと思ったら、お話を聞くとなんと神戸が本拠地で里帰りした店だと知ってびっくり。
1年後長崎へ帰ってきて、ドイツものは当時なかなか地方では入手できなくてドイツに飢えていた頃、ユーハイムのお菓子は手に入りやすく、Teegebäckはホワイトデーのお返しの定番になりました(値段の割に箱が大きいので見栄が張れ、家内に贈って自分が食べていた!)。
http://www.juchheim.co.jp/juchheim/biscuits/index.html

地元のハウステンボスでもユーハイムオリジナルブランド「ヘクセンハウス」があります。
http://mall.huistenbosch.co.jp/_pc/brand.php?flg=r&sb=3
「おいおい、オランダのテーマパークにユーハイム製のお菓子はないだろう」とも思いますが、「まあいいや、ユーハイムのお菓子が買えるなら(笑い)」

さて、「ユッフハイム」の方が原語に近いものの、ありさんのコメントを読んで私も気になり、「ユーハイム」になった由来をネットで調べても見つけることができなかったので、「ユーハイム お客様係 フリーコール」に電話して尋ねました。それによると、ユッフハイムさんのことを回りの日本人がユーハイムさんと呼んでいて、それを店名にしたとのことでした。

季節はずれで申し訳ないのですが、昨年の電子クリスマスカードは、シュトーレンをメインにしました。
http://www.be21.ne.jp/05xmas.htm
今年はユーハイムのバウムクーヘンで決まりかな。

投稿: Happiness裕之介 | 2006年7月 1日 (土) 22時28分

Happiness裕之介さん、コメントありがとうございます。ユッフハイムのお客様フリーコールまで問い合わせてくださり、恐縮です。答えてくださった方も「おおっ」と思われたでしょうね(^^) 上で、Auty さんにもご紹介したのですが、クラブハリエのバウムクーヘン、しっとりしてとても美味しいんです。

http://www.taneya.co.jp/baumkuchen/index.html

もしよろしければ、お試しあれ。(私はこのお店の回し者ではないのですが・・・)ちょっとお値段は張りますが、あっという間に食べてしまいます。美味しいので。

シュトレンも好きです。ドイツ人の友人が、毎年冬になると送ってくれるんです。本場ドレスデンから。Happiness家のお写真も拝見しました。シュトレンも美味しそうですが、バックの風景が気になって・・・さすがArchitektさんちだけあって、素敵ですね。

投稿: ありちゅん | 2006年7月 2日 (日) 00時18分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« ナチ党階級 | トップページ | 色に関係する言葉 ~ その3 ROSA »