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2006年7月18日 (火)

ドイツ映画祭 座談会

昨日、午後3時から開催された座談会に行ってまいりました。場所は有楽町マリオンの朝日ホール。メンバーは:

短編「Quietsch(悲鳴)」のBaran Bo Odar(バラン・ボ・オダー)監督
「Elementarteilchen(素粒子)」のOskar Roeler(オスカー・レーラー監督)
「Die Weisse Massai (マサイの恋人)」のHermine Huntgeburth(ヘルミーネ・フントゲブルト)監督
「マサイの恋人」レマリアン役 Jacky Ido(ジャッキー・イド)氏
「Die Wolke(黒い雲)」ハンナ役 Paula Kalenberg(パウラ・カレンベルク)さん
「Der Fischer und seine Frau(漁師と妻)」「Die Blughochzeit(血の日曜日)」のプロデューサーNorbert Preuss (ノルベルト・プロイス)氏

翌日 監督の舞台挨拶を通訳することになっている友人と二人で前から2列目に座り、じっくり聴いてきました。時間の関係もあり、私が聞きたかった制作秘話などはあまり出なかったのですが、東京の印象や作品にこめた思いなどを皆さん語っていらっしゃいました。なお、女優のパウラ・カレンベルクさんは5分ほど遅刻。なんと道に迷ってしまったそうです。東京は複雑ですもんね。申し訳なさそうにしている姿に好印象を抱きました。映画で拝見するより、ずっとかわいらしかったです。役作りで剃った髪も伸び、ショートになっていました。

「マサイの恋人」でサンブル族の戦士に扮したジャッキー・イドさんは、フランス在住の方だそう。英語も堪能でした。役作りで16キロも減量したとのこと、昨日は映画よりは少し戻っていらっしゃり、すっかりマサイじゃなくなっていました。マサイの戦士って、みんなスレンダーですもんね。

短編のバラン・ボ・オダー監督(不思議な名前・・・ドイツ系のお名前じゃないですね)は、日本でAKIRA を見たいとおっしゃっていました。(私、AKIRAって知らなかったのですが、アニメでしょうか?)そのほかの方々からもアニメやマンガの話が出ました。少なからず影響を受けたとのこと。恐るべし、日本のOTAKU文化。それ以外にも北野武監督が好きだ、とおっしゃる方がいました。

「素粒子」のオスカー・レーラー監督のお話も興味深かったです。原作はドイツでは大きな話題を呼んだとのこと。さらに原作者はとても気難しい方だとかで、お会いするのが怖かったから、プレミアショーでは原作者さんのお席の両側に美女を配置しておいたとか。でも残念ながら、ご本人は現れなかったそう。

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私は映画の論評や催しの感想を上手に書くのが不得意で、自分でも何を書いているのか分からなくなってしまいます。うすっぺらい感想ですみません。もう少しじっくりお話を伺いたかったのですが、なにぶん時間が押していて、どの方もコンパクトにまとめていらっしゃいました。でも皆さん、とてもフレンドリー。和やかな座談会でした。

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話はそれてしまいますが数年前、ドイツからメールが来ました。「ダンナと息子が Takeshis Castle という番組を見てゲラゲラ笑っているんだけど、あれ何?」

Takeshis Castle・・・ タケシのお城・・・  それってひょっとして、「風雲たけし城」?!?私はこの番組を見たことがないのですが、家族が大好きでした。それがドイツで放映されていたなんて・・・。ああいったノリ、ドイツ人に分かるのかしら?

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「ドイツ映画」カテゴリの記事

コメント

ありちゅんさん
もりだくさんでドイツ語のお話がいっぱい聞けましたね!

Takeshis Castle・・・ タケシのお城・・
で思い出しましたが、今週金曜日9時にテレビ初公開の「ハウルの動く城」はプラハ舞台の景色が出てきたりしてお勧めだとドイツ語関係の知人に教えてもらいました。わたしも気になって新聞折込のちらしを貼っていました。

投稿: Auty | 2006年7月18日 (火) 08時37分

風雲たけし城、大好きでよく観てました。ドイツで放送されているのですか。いいなぁ。再放送して欲しい。

投稿: なすび | 2006年7月18日 (火) 11時55分

>Autyさん
おおープラハですか。大昔、行きました。よかったなぁ~ まだ社会主義だった頃、「チェコスロバキア」だった頃です。うちの親が最近プラハに行きましたが、カレル橋では聖人の像も人だかりで見えないほどだったとか。よく橋が崩れませんよね。

>なすびさん
ご覧になってたんですね。私は見てないので、よく分からないんです。夫が好きだったみたい。でもあのノリ、西洋に通じるんでしょか・・・一説によると「バカ殿」も外国で放映されてるとか・・・ちょっと恥ずかしい。

投稿: ありちゅん | 2006年7月18日 (火) 12時05分

「風雲たけし城」、私がドイツに来たばかりの頃だから5-6年前ですか、TVでやってましたよ!結構人気でした。あと「筋力番付」なんかも観ました。
ああいう体力絶倫ものは意外に好まれるのではないかと思いました。欧州にも変なスポーツいっぱいありますよね、丸太転がしとか、トラック引っ張るとか・・・。

投稿: mau | 2006年7月18日 (火) 17時22分

mau さん、こんにちは!コメントありがとうございます。やっぱり「風雲たけし城」だったんですね、タケシズキャッスルって。バイエルンの指相撲だって、結構ヘンですもんね。ああいうのって理屈抜きに面白いところはありますが・・・それにしても、ねえ。。。「クレヨンしんちゃん」みたいな恥ずかしさはないと思いますが。

投稿: ありちゅん | 2006年7月18日 (火) 20時28分

風雲たけし城、私もミュンヘンで見てましたよ。ナレーションなんかもノリノリで、オリジナルそのままという感じでした。あと、「バカ殿」はイギリスのBBC関係者にウケて、それで向こうで放映されることになったんでしたっけ?間違っているかもしれませんが。イギリスと言えば、「モンティパイソン」。面白かったなぁ。私、結構ああいうの好きです。

投稿: U99 | 2006年7月18日 (火) 23時26分

U99さん、こんばんは。コメントありがとうございます。U99さんもご覧になったんですね。アニメが向こうで放映されているのは もう常識ですが、こういったバラエティ物も放映されているんですね・・・。ところで「モンティパイソン」って何でしょう?無知な私です。

投稿: ありちゅん | 2006年7月19日 (水) 00時08分

ありちゅんさん、おはようございます。
私も「風雲たけし城」見たことないです。
もし今ドイツにいたら、それを見たドイツ人の
お母さんたちに絶対に非難されると思います。
いなくてよかった...。
私のいたころ、ポケモンがはやっていてアニメが
ドイツでも放送されてましたが、夜の大人向けの
番組で、1匹ずつポケモンが出てきて、それをポケモン好きの大人たちが水ポケモンか、かみなりポケモンなのか種類をあてるクイズ番組がありました。
しかもその大人たちはポケモンのTシャツ着てるんですよ。ドイツ人でもこんな番組作るんだなあと思いました。

投稿: みみ | 2006年7月19日 (水) 09時18分

みみさん、コメントありがとうございます。ポケモンの番組、ドイツっぽくないですね。ドイツでポケモンがブレイクしたばかりの頃、ドイツ人の友人に頼まれて、ポケモンカードを何袋か送りました。日本語の説明が書かれたカードはレアだからって。お返しにドイツ語のポケモンカードを送るよ、と言ってくれたのですが、うちの子供たちはさすがに卒業していて・・・。日本のこういったアニメやマンガが流行るのは、日本人として嬉しいような、でもちょっと当惑しちゃうような・・・ってところですよね。

投稿: ありちゅん | 2006年7月19日 (水) 16時15分

ありちゅんさん、
『AKIRA』は、大友克洋の漫画&アニメです。
映画も、漫画も、それぞれ面白いですよ〜!!
私は漫画のドイツ語版と日本語版を持っていて、時々、比べてみては、『う〜ん、やはり、日本語のこの感じは翻訳しにくいのね』とか、マニアックな楽しみ方をしています(汗)
大友克洋の漫画は、『童夢』とか、色々ドイツ語訳もされています。絵柄としては、ちょっとアメコミっぽいところもあるので、外国人(の大人)にも受け入れやすいのかも。

最近、ドイツで、日本からアニメ映画をこちらの市場に仕入れているという人と知り合いになりました。で、色々話しが盛り上がるうちに、『あっ、kioって、OTAKUなんだね?』と言われ、『違うよ!!OTAKUが好きなHENTAI漫画(ドイツでも、漫画をある程度知っている人には、HENTAIという言葉も通じるのです)は読んでないもの!』と必死に否定してしまいました。
彼によれば、次は、『ドラゴンボール』をロシアに輸入する予定とか。この漫画はどこでもむちゃくちゃヒットしていますから、ロシアでも当たらないわけは無い!
そうです。

ドイツではあと、遊戯王とか、男の子に人気あります。トレードカードとか、売っています。

投稿: kio | 2006年7月19日 (水) 16時46分

kio さん、元気ですかーーー HENTAIが通じるんですね。ビックリです。ドラゴンボールは人気が出て長いですよね。ロシアですか・・・売れるかな。実はドイツ人の友人で、本屋さんを経営している人に「ふたりエッチ」(だったかな?)というマンガが人気あるんだけど、このタイトルってどういう意味?と聞かれて困りました。このマンガは読んだことがないので解説にまず困り、「エッチ」の意味の説明にもまたまた困り・・・。bumsen かなー と答えたのですが、違っていたらどうしよう・・・(汗)昨日の座談会で、「Die Wolke」に主演したパウラ・カレンベルクさんは、「次はいとこも一緒に日本へ連れていくことにしました」と言っていました。なんでも、ポケモンとキティちゃんのファンだとか。おーーー キティを忘れていましたが、やはり人気なんですよね、たぶん。マライア・キャリーがキティちゃんファンだということは有名ですが・・・。

投稿: ありちゅん | 2006年7月19日 (水) 21時16分

3年前にドイツ館に勤務していた国際交流員のドイツ人は「ドラえもん」が人気と言ってました。
ドイツから彼の友人たちが遊びに来た時、ドラえもんグッズをいっぱいお土産に買ってました!

投稿: ろこちゃん | 2006年7月19日 (水) 21時28分

ろこちゃんさん

ドラえもんも人気なんですか?確かに私も大好きですが・・・ドラえもんは東南アジアで大人気、というのは聞いたことあるのですが。

話は変わりますが、プールの後にかぶるキャップ形のタオル、ご存じですか?髪がすっぽり覆われるやつです。キティちゃんの柄のキャップをドイツ人のお子さんにプレゼントしたことがあります。水泳の後に使ってね、と言ったんですが、なんと毎日学校へかぶっていってたそうです。キティちゃんがついているから、カワイイって・・・。ちょっと複雑でした。

投稿: ありちゅん | 2006年7月19日 (水) 21時34分

「モンティパイソン」とは、ケンブリッジ・オックスフォード卒のエリート四人組によるブラックでグロくてお下劣なコメディのことです。私が中学生のころ、深夜にやっていたのをよく観ていました。一番よく憶えているのは第二次大戦のコメディーでしょうか(やっぱり)。ヒトラーとかチャーチルがコケにされているのが面白かったです。

話は変わりますが、アニメ関連の雑誌はドイツもフランスも凄いですね。駅の売店でもそれ系の雑誌がずらっと並んでいて驚きました。これは日本文化の影響でしょうか。因みに私の興味ある軍事関係の雑誌も駅の売店でかなり売ってます。戦車だの軍艦だのの専門雑誌が駅の売店で売っているんですよ!しかもこれは昔から。これも彼ら独自の文化でしょうか。やっぱり彼らもOtakuの素質十分です。

投稿: U99 | 2006年7月19日 (水) 22時24分

ありちゅんさん
そうなんです。HENTAIが通じるんですよ。一部地域の方だけですけれど(笑)
キティちゃんは、最近、ドイツ語の雑誌も発売されていますよ☆
おまけがついているらしいです。

U99さん
おじゃまします〜。
フランスは、フレンチコミックという文化があるので、日本の漫画も簡単に市場に入れたそうです。大人漫画も、受け入れられやすかったとか。大人漫画の受容があるのは、フランスとアメリカのみで
ドイツではまだまだ、
『ドラゴンボール』の他は、『らんま』『犬夜叉』などの高橋留美子が人気がありますが、大人漫画は途中で発売がなくなったり、
と言う事も多いよう。(浦沢直樹の『モンスター』や井上雄彦の『スラムダンク』は、日本で流行ったのに、ドイツではまったく受けなかった・・と嘆いている人がいました。)

ドイツは、まだまだ苦戦しているようですけれど、
そうだ、軍事系のOTAKUというのもありましたね。飛行機とか、戦艦とか、詳しい人は多いですし、
専門誌が、駅のキヨスクで確かに、売ってますね!


投稿: kio | 2006年7月20日 (木) 01時35分

kio さん、
いつもありがとうございます。そういえばむかし、ヨーロッパの方が新聞か何かに投稿しているのを読んだことがあります。「マンガは子供が読むものなのに、日本では大人が電車の中で堂々とマンガを読んでいる。しかも、その内容はしばしば下品でわいせつだ」と。何年も前なので、それほど「Manga」が海外にも浸透していなかった頃ですよね。サラリーマン向けのマンガ雑誌というのも日本ではたくさんありますが、ちょっと子供には見せられないものが多いですよね。それを満員電車で読んでいる光景が、当時の西洋人からすると「ありえない~」だったんでしょうね。

投稿: ありちゅん | 2006年7月20日 (木) 16時04分

kioさん、ありちゅんさん
なるほど、ドイツ人の大人には漫画はさほどまだ根付いていないということですか。それにしても、大人が堂々と公衆の面前で漫画見れるのは日本ぐらいじゃないですか。フランスでもまだ抵抗はあるんじゃないでしょうか。

日本の場合、「朝からこいつ何読んでんだぁ」みたいなのを見てるリーマンて多いですよね。はっきり言って恥ずかしいです。と言いつつ、目はそっちを追ってたりします・・・。

投稿: U99 | 2006年7月20日 (木) 22時05分

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