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2006年8月29日 (火)

Fischformen, Krebsformen und Ananasformen (魚の型、ザリガニ型、パイナップル型)

さきほど「ドイツのキッチン」について載せさせていただいたところ、壁にかかっている型はなぁ~に?とコメントをいただきました。私も実は気になっていたので、さっそく同じ本をめくってみたところ、すぐそばに載っていました~(自慢げ)。急いで撮ったので暗いです。すみません。

P8290014

P8290016 左上がFischformen (魚の型)、右上がKrebsformen (ザリガニ(海老?)型)。右側が Ananasformen (パイナップル型)。どれも18~19世紀のものだそうです。古い!こんな精巧な型があったとはビックリ。説明によると、これらは魚やザリガニを入れたSülze(ゼリー寄せ)の型に使うそうです。パイナップル型は、当時極めて貴重だったパイナップルを入れたゼリーや、パイナップルのエッセンスを入れたゼリーを作るのに使ったとか。特にこういったゼリー寄せはバイエルン地方で好まれるそうです。カーニバルの頃によく出されるとのこと。ザリガニはちなみにバイエルン地方の川でよく獲れるそうです。そういえば「モレク神」という映画の中で、ヒトラーが「ザリガニを獲るには、老婆の死体を川に投げ込むといい。ザリガニが食いつくから楽に獲れる」といった笑えない冗談を言うシーンがありました。

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コメント

ありちゅんさん、夕食の忙しい時間に早速調べていただきありがとうございました。ゼリー寄せの型だったんだぁ~。絵の中の星や魚は漫画的なかわいらしさだったけど、この写真のはすごい!妙にリアルだったり、普通じゃおもしろくないって感じがして、なんかいかにもドイツ的な雰囲気が・・。
ところでザリガニ・・私は食べた事ないけど、食べた人が言うには伊勢海老によく似てるって言いますよね。

投稿: ろこちゃん | 2006年8月29日 (火) 21時53分

★ろこちゃん様

>夕食の忙しい時間に早速調べていただき

いえ、私の趣味なんです・・・。「う~ん、確かにこれが何か知りたい~!普通のケーキ型とは違いそうだ~知りたい~!!!」と、ウズウズしてきちゃったんです~。いつも話題を提供してくださり、ありがとうございます。お陰様で何とかネタ切れにならずに更新できております。でも、こういう話題って面白いですよね。昔のドイツ人がどういう食生活をしていたか、とても興味があります。俘虜収容所では、異国 しかも囚われの身という制約の中でもドイツらしい生活が営まれていましたよね。それを知って、ますます興味が深まりました。これからもどうぞ色々教えてくださいね。ありがとうございました。

ところでやっぱりあれ、ザリガニなんですね・・・見慣れた日本のエビと少し違うような・・・。リアルすぎて気持ち悪いですよね。

投稿: ありちゅん | 2006年8月29日 (火) 21時58分

ありちゅんさん、
この型、どれも面白いですね!!今は蚤の市とかで見かけるくらいでしょうか・・でもこんなすてきな物は見たことがありません!
『モレク神』ご覧になったんですね〜。
私はまだ見たことがありません。
『太陽』のソクーロフ監督の作品ですよね?
このジョークを見るだけでも見てみたいです。

投稿: kio | 2006年8月30日 (水) 02時54分

★kio さん

ベルリンはもう涼しいなんて、ビックリです。だってつい先日まで猛暑だったのに・・・。ヨーロッパの秋の訪れって早いですよね。ところで「モレク神」をご存じとは!さすがkioさん。そうです、ソクーロフ監督の作品ですが、出演者は全員ドイツ語で話しています。なんだか不思議な映画でした。ヒトラーが食事中にそんな気持ち悪い話をして一人でウケて、周りの人は固まる・・・といったシチュエーションだったと思います。

投稿: ありちゅん | 2006年8月30日 (水) 21時35分

ありちゅんさん、またまたお邪魔します。
あの型、ザリガニでなくひょっとしてロブスターかなぁ?とちょっと気になって、生物に詳しい友に話したら、ロブスターもザリガニもアカザエビも生物学ではザリガニ下目。(エビの分類群の一つで大きなはさみと硬い殻を持つ)という同じ分類だそうです。
それがまた3つに分類され、ロブスターとオマールエビはアカザエビ(ウミザリガニ)上科、ウミザリガニ属。もちろんアメリカザリガニは食用にされていたそうで、日本人はザリガニ食べるなんて・・と思うけど、ロブスターもオマールエビも一緒だよ~と。
ちなみに伊勢海老は大型の歩行エビという事ではロブスターと一緒だけど、分類上はイセエビ下目、イセエビ科、イセエビ属だそうです。
そう言えば、東京で若い頃通った料理教室で「オマールエビのゼリー寄せ」ってあったっけ。できれば私はあの型でいただくゼリー寄せは、ザリガニでなくロブスターやオマールエビでお願いしたいなぁ☆イメージ違い過ぎですよねぇ。

投稿: ろこちゃん | 2006年8月30日 (水) 23時00分

★ろこちゃん様

またまた調べてくださったんですね、ありがとうございます。
うーん、確かにイメージ違いすぎ。「ロブスター」だと「おぉっ今日のパーティはご馳走だ!」と思われますよね。「オマール海老」だと、「おぉっこんなごちそう、分不相応だ~」と恐縮してしまいそうなイメージ(高そう)。「ザリガニ」だと「へ? その辺の池でとってきたアメリカザリガニかぁ?」と思われそう・・・。

余談ですがドイツの料理本をめくると、よくゼリー寄せが出てきます。でもあんなに手のこった型じゃなくて、ごくごく普通の型だったりします。ああいうのは宮廷や富豪の家で使われたのかなぁなどと思ってしまいました。

投稿: ありちゅん | 2006年8月31日 (木) 07時05分

皆さん、ザリガニをバカにしてはいけません。あちらでは高級食材です。

ミュンヘンには「ダルマイヤー」という食材デパートがありますが、そこには生簀があり、生きているザリガニ君たちが売られています(少なくとも私が住んでいた6年前は)。これは、食材としてはランク下のアメリカザリガニではなく、ウチダザリガニに近い、いわゆるヨーロッパザリガニと思われます(ウチダザリガニも米国産ではありますが。ああややこしい)。

フランスとかでもザリガニを食べますよね。昨年、私はベルギーのアルデンヌ地方でザリガニ料理を食べてきましたが味は濃厚、非常に美味しかったです。

ところで、上海ガニがエルベ川で大発生して大変なことになっているそうですね。で、これをヨーロッパに住んでいる中国人だかベトナム人だかのために大量に捕獲している漁師がいるとか。カニ・エビ大好きの私としては、エルベ川産の上海ガニを食すことを将来の目標にしました。

投稿: U99 | 2006年9月 1日 (金) 09時43分

あーッ!やっぱりザリガニが美味しいというのは本当なんですね♪友人がフランスで食べてきて伊勢海老なみだと盛んに言ってましたが、ちょっと信用していませんでした~。ザリガニさんごめんなさい・・・。

投稿: ろこちゃん | 2006年9月 1日 (金) 10時56分

★U99さん

コメントありがとうございました。ザリガニがそんなに美味しい食材だったなんて、存じませんでした・・・。しかも海にいるエビでなく、川にいるザリガニと聞いただけで、ついつい偏見を持ってしまいます。それにしてもU99さん、甲殻類にお詳しいですね~ ベンケイガニ、ヤドカリ、内田ガ二、上海ガ二・・・。日本でもエチゼンクラゲじゃなくて、上海ガニが大発生してくれるといいのですが・・・。

★ろこちゃんさま

私たち、ついついザリガニに失礼な会話しちゃいましたね(笑)。どうしても子供が飼うアメリカザリガニを連想しちゃって・・・。でも、カニ類エビ類は美味しいですよね。食べているとき、ついつい無口になっちゃいます。

投稿: ありちゅん | 2006年9月 1日 (金) 16時44分

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