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2006年8月 5日 (土)

Hamsterin, schäme dich! (ハムスター夫人、恥を知りなさい!)

さきほど、ちょろっと調べ物をしていましたら、面白い絵を発見してしまいました。

Hamsterin, schäme dich!(ハムスター夫人、恥を知りなさい!)1940年ごろのポスターだそうです。戦時中で物資が不足している折、買占めする人が後を絶たず、このような呼びかけになったみたいです。写真がうまく撮れなくてすみません。夫人の買い物カゴの中には、手袋、マカロニ、毛糸、油、石けん、ソーセージ、ワインなどが見えます。周囲をうかがうような夫人の目つきがクール(?)

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↓これまた写真の色が悪くてすみません。こっちはもっと時代がさかのぼります。1920年ごろ。「Das lustige Hamsterspiel (愉快なハムスターゲーム)」。「愉快な」というのが、皮肉にも聞こえる楽しいゲーム♪。戦後の混乱で物不足の頃、都市の人々は田舎へ食料の買出しに行ったそうです。ちなみに、戦時中、農村などに買出しに行くことをhamstern と言うそうです。買出しはHamsterfahrt、買いだめした食料などの物資をHamsterware と言うそうな。ゲームについての詳しい説明はないのですが、写真を見る限り、「人生ゲーム」みたいですよね。ブジ食料を買いだめできたら、ゴール!みたいな。竹の子生活だったんですね。(写真をクリックすると、拡大します。先頭のアヒルを抱えたおばさんの顔が愉快なので、ぜひ見てみてください♪帽子もク~ル。)

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コメント

>Hamsterfahrt

おもしろい言葉です。40年というとナチス全盛の頃ですね。あの時代でもWitzはあったんだ。。

しかし、映画の翻訳は、技術翻訳と違って、調べ物が変わっていますね。。技術翻訳をしていても、普段だったら絶対知らないようなことを知ってしまったりもしますけれど。。

投稿: Auty | 2006年8月 4日 (金) 23時27分

ポスターといえば、WW1のプロパガンダ・ポスター・コレクションというのがありますよ。

http://archives.iii.u-tokyo.ac.jp/

なかなか興味深いものばかりです。

投稿: なすび | 2006年8月 4日 (金) 23時37分

>Autyさん
私の場合、調べ物をしているうちにどんどん脱線し、関係ない本を引っ張り出して読みふける、ってことばっかりです。ネットでも同じ・・・だから目がショボショボ。

投稿: ありちゅん | 2006年8月 5日 (土) 17時12分

なすびさん
面白いですね、これ。戦争のプロパガンダのポスターって、もちろんドイツだけじゃないですもんね。けっこう芸術性も高かったりして、ビックリ。

投稿: ありちゅん | 2006年8月 5日 (土) 17時15分

わたしのお気に入りはUボートのポスターです。浮上するUボートの目前に護衛艦、その向こうにかすむ客船。メッセージは「INVEST IN THE VICTORY LIBERTY LOAN」(「勝利と自由公債」への投資を、ですかね)。最初見たときは一瞬、ドイツのプロパガンダ・ポスターかと思いましたが、それならドイツ語だろうし、絵をよく見ると主役はUボートではなく、その針路を遮る護衛艦のようです。隅のほうに「彼らはシー・レーンを守った」とも書いてありますし。

投稿: なすび | 2006年8月 6日 (日) 12時26分

なすびさん
ざっと拝見しただけなのですが、WW1の頃は、まだのんびりしていたような・・・WW2の頃になると、日本の戦争プロパガンダも悲壮というか悲痛というか、とにかく苦しい叫びになってきますが。。。東ドイツのプロパガンダは、読んでいるとなぜか不快になってきます。ウソっぽいから。

投稿: ありちゅん | 2006年8月 6日 (日) 14時42分

ありちゅんさん
以前NHKでやっていた『映像の世紀』でWW1を見たとき、緒戦のころと終戦のころとでは、兵士の装備ひとつとっても、ぜんぜん違っていることに驚きました。緒戦の出征兵士のヘルメットは皮製ですし(銃撃戦を想定していない?)、戦争は数ヶ月で終わるという楽観ムードが映像を見ても伝わってきました。しかし最後に流れたチャーチルの回想ナレーションにもあったように、WW1はそれまでの戦争とは明らかに異質の戦いだったと思います。
--「これからの英雄は、安全で静かで、物憂い事務室にいて書記官たちに囲まれて座る。一方、何千という兵士たちが、電話一本で機械の力によって殺され息の根を止められる。これから先に起こる戦争は、女性や子供や一般市民全体を殺す事になるだろう。やがて、それぞれの国々は大規模で、限界のない、一度発動されたら制御不能となるような破壊の為のシステムを産み出すことになる。人類は、初めて自分たちを絶滅させることが出来る道具を手に入れた。これこそが、人類の栄光と苦労の全てが最後に到達した運命である」。

投稿: なすび | 2006年8月 6日 (日) 16時15分

なすびさん、

コメントありがとうございます。うーん、チャーチルの言葉は重みがありますね。WW1の終わりごろは、すでにWW2のような悲惨な戦争の片鱗が見られたのでしょうか・・・。今日は広島に原爆が投下された日ですが、レバノンとイスラエルの情勢は予断を許さないですし、北朝鮮のミサイルもきな臭いですし…。なんだか世界中が変ですよね。人間って学ばないんだなーと思ってしまいます。

投稿: ありちゅん | 2006年8月 6日 (日) 23時39分

ありちゅんさん、「今日は!」です。

mixiのプロフィール写真にアップされていたハムスター夫人に反応してしまい、私の本日の日記に関連書き込みをしました。ありちゅんさんからの引用と言うことで文中に断り書きを入れさせていただきましたが、後から了解で申し訳ありません。

まだ、歴史目次2つ開いただけなのに大変興味深い内容で、後のも開くのが楽しみです。

それではよろしくお願い申し上げます。

投稿: バンケン | 2007年8月26日 (日) 18時12分

★バンケンさんっ

こんにちは~。いつもコメントをありがとうございます。バンケンさんの日記も拝読いたしました。ご紹介ありがとうございます(^0^) この記事を書いたときはあまり深く考えなかったのですが、確かにどうして「ハムスター」なの?ですよね。そういえば私が小学生のころ、第一次ハムスターブームだったのでした。クラスの男の子から分けてもらい、私もゴールデンハムスターの「ハムちゃん」を飼っておりました…。死なせてしまったときは本当に悲しかったのを覚えています。

http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%8F%E3%83%A9%E3%83%8F%E3%83%A0%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC&oldid=11535343

バンケンさんのマイミクさんもドイツ語版のWikiを貼っていらっしゃいましたが、もしかするとコレ↑を指すのかもしれませんね。ほお袋にため込むところから、hamstern という言葉が生まれたのだと思います。あ~~~見ているうちにまたハムスターを飼いたくなりました。数年前にゴールデンを1匹、ジャンガリアンを2匹飼っていたことがありました。ケンカをするので、もちろん別々にです。ケージが3つになってしまい、さらにモルモットまで飼っていたので家にげっ歯類がうじゃうじゃ…

投稿: ありちゅん | 2007年8月26日 (日) 23時43分

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