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2006年8月18日 (金)

習志野俘虜収容所 ある日のお献立 (その3)

拙宅へ遊びに来てくださった方々へ

いつも来てくださる方々、初めて来てくださった方々、ありがとうございます。貴重なお時間を割いて読んでくださり、感謝いたします。

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習志野俘虜収容所のお献立 その3でございま~す。今日、始めて当ブログにいらしてくださいました方、もしよろしければをコチラこっち♪、そしてこちら♪♪をご覧になってみてくださいね。

Freitag (金曜日):

Goulasch mit Nudeln
Gefüllter Kohl   Kartoffeln

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Gulasch Goulasch mit Nudeln :グーラッシュ、パスタ添え

Goulasch(グーラッシュ)は Gulasch とも書き、もともとはハンガリーの料理だそうです。ドイツでは有名ですよね。ドイツに行かれた方なら、一度は口にされたのでは。Mensa(大学食堂)や、町のレストランの定番メニューかも。ウィキペディアで調べたところ、一口にグーラッシュと言っても、バリエーションは実に様々とか。でも、必ず入っているのが、パプリカ(ピーマンでなく、いわゆる香辛料のパプリカ)。パプリカをはじめ、様々な香辛料を利かせたビーフシチューに近い味だと思います。鍋に材料ぶちこんで、ひたすら煮ればできあがり。簡単なので、軍隊でも遠征地でよく作られたとのこと。

パスタ:これだけでは、どんな種類のパスタか分からないのが残念。スパゲッティかなぁ?案外、うどんだったりして・・・。それともシュヴァーベン名物シュペッツレ? 収容所ではパンを作っていたくらいですから、麺を打つのはKinderspiel(朝飯前)だったでしょうね。彼ら、力もありそうだし。

(15時:訂正 シュペッツレはバイエルンじゃなくて、シュヴァーベン名物でした~ すみません。樅の木さんのコメントを拝読して、「げっ しまった!」と思い出しました。バイエルンやチロル地方などでも食べるそうですが、おおもとはシュヴァーベンでした。)

Gefüllter Kohl (詰め物をしたキャベツ):Gefuellter_weisskohl

これだけじゃ、どんな物が中に入っていたのか、どういう風に詰めたのか分からないのが残念。いわゆる「ロールキャベツ」はKohlrouladen と言うはずですので、たぶん違いそう。検索したところ、ゆでたキャベツで挽き肉を包んだものが出てきました(ロールキャベツとちょっとだけ見た目が違う)。このことかな?

Kartoffeln (ジャガイモ):

これも調理法は分からず、残念。ゆでジャガイモかな?

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すごい・・・金曜日もご馳走でした。私が知っているドイツ人の老夫婦は、敬虔なクリスチャンであるため、「金曜日は魚」と決めていました。実際、魚屋さんは金曜は大忙し、ということも聞いたことがあります。収容所では、特に金曜に魚を出すことはしなかったのかしら? あれ? この日はデザートなし。俘虜たち、ちょっとガッカリしたかも。

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コメント

お久しぶりです、ありちゅんさん。
まだついていける話題だったのでほっとしました♪
グーラッシュはほんとに定番ですよね。ローテンブルグに行ったときに私はこれを食べたのですが、だんなは豚肉の料理を注文したら、肉に豚の硬い毛がついてて「べっ!」とはきだし、私のグーラッシュをほしそうに眺めてました。
ハンガリーはいろんなパプリカの香辛料があるんですよね。食べてみたい。
ドイツでキャベツに何かを包む料理は見かけなかったのですが、ルーマニア人の友達がルーマニア料理を作ってくれたときにキャベツの中にひき肉とお米を入れてました。私はキャベツをつまよう枝でとめるけど、彼女は折り紙のようにキャベツの端を中に入れ込んでました。
でも同じような料理があるんだなあって感動したものです。
いつもおいしい話題をありがとうございます!

投稿: みみ | 2006年8月18日 (金) 09時42分

こんにちは、またお邪魔してます。

知人が数年前に初めてドイツに行った時、「ドイツといえばジャガイモだと思っていたのに、どこに行ってもパスタパスタでびっくりした」「ジャガイモ以上にパスタを食べてるんだぞ」と言っていました。

私はドイツに行ったことはないのですが、やっぱりドイツの食べ物と言えばジャガイモというイメージだったので、この話しを聞いて「本当?」と驚いたものです。

でもこんな頃からドイツ人はパスタを食べてたんですね。

投稿: ぷらりん | 2006年8月18日 (金) 12時31分

ドイツ人、ってイタリア料理すきなのに、こういうとき「パスタ」とはあまり言いませんよね。付け合せみたいにでてくるときは、そう、「ヌーデルン」というようですね。
初めてドイツ人の家庭にとめてもらったとき、ヌーデルン作るからね、っていわれて「麺?どんな麺だろう」とおもってたら、マカロニみたいのだったことを覚えています。nudeln=麺というイメージがちょっと崩れた感じでした。
イタリアンレストランなどだったらイタリア風にパスタとか、いろんな麺の種類がメニューにのっているんでしょうけれどね。

投稿: spatz | 2006年8月18日 (金) 13時07分

>みみさん
お帰りなさ~い!旅行、楽しい思い出いっぱいでよかったですね。ご主人が頼んだお料理に豚の毛がついてたって聞いて、ウケました。ブラシに使われてる豚毛ですよね。あれ、かなり固いのに・・・グーラッシュは私も好きでした。わりと日本人の口にも合う味ですよね。私もよく、怪しげな「和風グーラッシュ」なるものを作ってます。残り野菜とお肉をおなべにいれて煮込み、トマトとパプリカで味付け。「ごった煮」じゃなくて「グーラッシュ」と名づけると豪華に見えたりして・・・

>ぷらりん様
こんにちは~ 以前、「グリュック王国のトラビ」のことを教えてくださったぷらりんさんですよね。私ったら「ぶ」って書いてしまったかも、です。失礼いたしました。遊びに来てくださり、ありがとうございます。料理本を眺めるのが好きなのですが、イタリアに近い地方って、よく手打ちの麺を食べるのだそうです。いつかブログでもUPしたいと思っているのですが、イタリアの影響かな~と勝手に思っていますが。ドイツ=ジャガイモという印象は確かに強いですよね。ドイツも今は食生活が豊かになったので、いろいろなものが食卓に上るみたいです。(って、人から聞いた話なのですが) またいらしてくださいね。

投稿: ありちゅん | 2006年8月18日 (金) 13時12分

spatzさん

そーなんです。私もNudeln の訳をどうしようかなーと2秒ほど考えました。ええい、「パスタ」でいいや!と思ってしまったのですが、正確には「麺」ですよね。でも「麺」だと「長いもの」というイメージがあるもので、つい・・・。話は少し変わりますが、若いドイツ人ってドイツ料理あんまり食べないですよねー 若い人はイタリアンとかスペイン料理とか、中華とかが多いような・・・そのあたり、ベルリン在住のkio さんがお詳しいと思いますが。今度聞いてみよっと♪

投稿: ありちゅん@暑さでグッタリ | 2006年8月18日 (金) 13時16分

暇なので(仕事している人々にすみません)しつこく参上してお邪魔ばかりしています。
そうなのです、Nudelnといわれてマカロニというか短いやつがでてきたので、これは麺ではない、と思った次第。パスタ、ていうのも総称ですから短いやつ、マカロニみたいなのも混じるでしょうから…同じようなものですよね。

ありちゅん(犬)もはっはっはっはっ…っていいながら舌だしているんだろうなあ、と思いつつ。それとも冷房のお部屋で快適かしら。

spatz@昼ごはんは冷やし中華(Nudeln?)

投稿: spatz | 2006年8月18日 (金) 14時23分

テュービンゲン近くの村に住むわたしの知人(Schwabe und Schwaebin)が家でSpaetzle をつくっているのを目撃した事あります(小型のspatzさんではありません)。

多数の開口部(穴)を持つ半球形の容器に生地を入れる。
容器下部に鍋を置き、そこで水を沸騰させる。
その上に半球形の容器を構え、容器内部の生地に圧力をかける。
開口部(穴)からトコロテニングされた生地を沸騰した水に落とす。

このような手順でSpaetzleが出来ました。容器を探していたんですが、見つからないまま帰国。でも、この容器なら自作できそう・・・・・

投稿: 樅の木 | 2006年8月18日 (金) 14時45分

>spatzさん
おお~ お昼ごはんはkalte chinesische Nudelnですか。って、勝手な訳ですが、私も昨日は冷やし中華でした。unter uns gesagt,セブンイレブンで買ってしまいました・・・ザ・手抜き。で、今日は残り物。

>樅の木さん

http://de.wikipedia.org/wiki/Sp%C3%A4tzlehobel

これですね、おっしゃってるのって。シュペッツレホーベル。私もこれが欲しいのです。作りたいなぁ~シュペッツレ。

ところで、トコロテニング というのは、ドイツ語になおすと

Tokorotenierung

・・・でしょうか?動詞は tokorotenieren
名詞は Tokorotenierer。

投稿: ありちゅん@昼ごはんはグーラッシュ(ウソ) | 2006年8月18日 (金) 16時26分

>ところで、トコロテニング というのは、ドイツ語になおすと

Tokorotenierung

・・・でしょうか?動詞は tokorotenieren
名詞は Tokorotenierer。

動詞の場合、正しくはTokolotenieren (Thokolotenierenもあり) ですが、近世になってtokoloten だけで済ます傾向が出てきているようです。(tokolloten/tokolotete/getokolotet)

(ドイツ語学習中の皆様!信じてはなりませんぞ!)

投稿: 樅の木 | 2006年8月18日 (金) 20時39分

In einen halbkugelfoermigen Behaelter, der eine Mehrzahl von Oeffnungen aufweist, wird der Teig eingesetzt.

spatz風にはこんな堅苦しい文章が頭にうかびます(あくまでも辞書とか何もひいてない段階です!…動詞にこまるとすぐeinsetzenを使ってごまかす私)

樅の木さま、あなたはやっぱり技術の方って、文章ひとつとってもよく感じられます(笑)私はあまり深く考えず(考えるとはまって時間がとられるから)とにかくあたまから順番に書いてこう、関係代名詞などでうまくつなげなくなったら仕方ないから語順を変えてみるとか。

トコロテニングも素敵。

ああ、仕事を思い出すじゃないですか、夏休みだというのに(自爆)

投稿: spatz | 2006年8月18日 (金) 21時54分

樅の木さん

目からウロコです!最近は「tokoloten」でいいんですねーー!言葉は変わりゆくもの、簡素化しているんですね。「Nudelteig tokoloten で、麺の生地をところてんのように押し出す」となるんでしょうか。他動詞ですよね、きっと。

投稿: ありちゅん | 2006年8月18日 (金) 21時55分

spatzさん

同時投稿でしたね。tokoloten でこんなに盛り上がれるなんて、やっぱりドイツ語っていいですねー(って意味不明ですが)

投稿: ありちゅん | 2006年8月18日 (金) 22時11分

特許風超堅苦しい場面では名詞のあとに
zum Tokoloten
などとくっつけて「~するための○○」とやるのが常套手段です。特に「発明の名称(Titel)」はこのパターンばっかし。
つまりここでは、開口部はトコロテニングするという用途のものであるため
die Oeffnungen zum Tokolotiren des Nudelteigs
などというように訳すことも可能かと思われます。
学習中のかた、こういうのならいましたね?簡単そうでコツが必要ですが、なれると便利ですよ、名詞+zum+動詞+名詞(2画)あ、ありちゅんさん+樅の木さんには当たり前すぎますね。

投稿: spatz | 2006年8月18日 (金) 23時15分

ありちゅんさん、

ご紹介のページ「Spaetzlehobel」読んでみました。このご紹介のページから張ってあるリンク「Spaetzlepresse」が私の見た器具ですね。半球形だったような気もするんだけど・・・・・勘違いか、それともバリエーションか?

投稿: 樅の木 | 2006年8月19日 (土) 12時46分

>spatz さん

tokoloten という動詞1つとっても、奥深いですね~ 皆様のお知恵を拝借して、ヒジョ~に意義深い考察となりました。(って何が?)これで「小さいSpatz さん」を作るのだ~

>樅の木さん

Spaetzlepresse というのもあるんですねー これは知りませんでした。たぶん今の若者は乾麺とかを買ってきてしまうんでしょうが、年配の方はやっぱり今でも手作りしてるんでしょうかね。Kaesespaetzle とか 食べたいです。

投稿: ありちゅん | 2006年8月19日 (土) 16時22分

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