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2006年9月 8日 (金)

FSK(ドイツ映画の自主規制組織・・・ドイツの映倫)

今日からかかろうと思っていたお仕事が突然キャンセル。急に時間がポッカリ空いてしまったのですが、誰に電話をしてもお留守。急に誘ったところで みんなも忙しいもんね。ちぇっと思いつつ、前から調べたいな~と思っていたことを調べてみることにしました。

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FSKFreiwillige Selbstkontrolle der Filmwirtschaft) 

ドイツ映画のパンフレットなどには、隅っこによく書いてありますので、ご覧になった方も多いと思います。ドイツにおける映画産業の自主規制組織。ズバリ、ドイツの映倫。青少年に有害と思われる内容を審査し、レイティングするのがその仕事で、審査規定は JuschG (Jugendschutzgesetz、青少年保護法)に準拠したものだそうです。

組織:映画やテレビ、ビデオなどの映像産業の16団体で構成される上部団体 SPIO (die Spitzenorganisation der Filmwirtschaft e.V.) の100%子会社で、GmbH(有限会社)の形態を取っているとのこと。主な収入源は審査料だそうです。

沿革:初めてこの組織の審査を受けた映画は、戦時中に制作されたものの、ナチス政権からNGを出された作品だとか。しかし戦後、連合軍側(ソ連を除く)からOKが出、設立間もないFSK が初めて検査をすることになったそうです。1949年のことでした。

審査を行うメンバー:190名を超える担当者が審査に当たるとのこと。映像産業の従事者以外にもジャーナリストや教師、心理学者、学生、主婦など様々な分野の人々で構成され、その任期は3年とのこと。

レイティング:主に次のように分けられるそうです。

freigegeben ohne Altersbeschränkung:年齢制限なし。

freigegeben ab 6 Jahren:6歳未満は入場禁止

freigegeben ab 12 Jahren:12歳未満は入場禁止

PG (Parental Guidance):「freigegeben ab 12 jahren(12歳から)」と書かれている場合でも、PG の条件つきなら、保護者同伴で 6歳~の子供も見ることができる。

freigegeben ab 16 Jahren:16歳未満入場禁止

keine Jugendfreigabe :以前は「nicht freigegeben unter 18 Jahren(18禁)」と表示されたそうですが、2003年4月以降は、「未成年入場禁止」という表示に変わったとのこと。

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以前は「青少年に有害なもの」と言えば、性的な描写と相場が決まっていたそうですが、最近はむしろ、残虐なシーンや刺激の強すぎるシーンをもっと規制するべきとの声が高まっているとか。それは日本も同じですよね。ドイツの映倫にひっかかるほど残虐なアニメや映画が、日本製でないことを祈ります・・・

Berlin
写真は本文とは関係ありません(笑) 

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