« Stollen のゲーム | トップページ | Räucherkerzchen (ドイツのお香)その2 »

2006年11月30日 (木)

Das Leben der Anderen (邦題:善き人のためのソナタ)監督の座談会

先日、「Das Leben der Anderen(邦題:善き人のためのソナタ)」のフローリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク監督の来日を記念して、東京ドイツ文化センター(ゲーテ・インスティトゥート)において座談会が開かれました。

試写、座談会、レセプションとあったのですが、締め切り直前だったため、座談会だけ聴いてまいりました。寝不足が続いて頭がボーっとした状態でして、何となくフワフワした状態の中、聴いてまいりました。

善き人のためのソナタ

この映画は、感情を表に出すこともなく、また情にほだされることもなく淡々とシュタージの任務をこなしていく主人公が、あるカップルの行動を監視しているうちに彼らに共感を覚え、それまで封じ込めていた「人間性」を取り戻していくというもの。

座談会で監督に色々質問をなさったのは、東大大学院教授の姜尚中氏。逐次通訳も合わせて1時間という短い時間でしたが、要点を押さえて質問してくださり、とても密度の濃い、充実した座談会でした。

監督がおっしゃっていたことで、心に残ったことが。

Ohne Gefühl, kein Mitgefühl.
Ohne Mitgefühl, auch kein Frieden.
 

ちょっと言葉は違うかもしれませんが、このようなことでした。「感情がなければ、共感などありえない。他者に共感することがなければ、平和もない。」

感情を押し殺し、任務をこなす主人公。ある日ヘッドホンから聞こえてきた音楽に心を動かされ、抑えていた感情が芽生える。そして監視対象に共感を覚えるようになり、人間性を取り戻していく・・・

「他人に共感し、気遣うこと」の大切さにも触れていらっしゃいましたが、いろいろ考えさせられる言葉でした。 この後レセプションもあったのですが、ご馳走を横目で見ながら(涙)帰路につきました。

Pb290008

エルツ(Erzgebirge)の雪だるまカルテット。かわいいでしょ。むふふ。

|
|

« Stollen のゲーム | トップページ | Räucherkerzchen (ドイツのお香)その2 »

「ドイツ映画」カテゴリの記事

コメント

この辺、ぼくもよくわかりませんが、「直リンク」、「ディープリンク」っていう見出し語でWikiにも説明があります。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9B%B4%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%AF

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%97%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%AF

ここで、貼ったリンクなどは問題のモノとは違うようですが、そもそも多数のアクセスを前提としているサイトの中には、これを歓迎しないところも多いのかな???

投稿: 樅の木 | 2006年11月30日 (木) 00時08分

あれ?
前の記事にコメント付けたつもりが・・・・・

書き込みを移動するので、これと上のコメント消して頂けますか  >あり殿

投稿: 樅の木 | 2006年11月30日 (木) 00時10分

★樅さま

おはようございます。今頃、納期明けでへろへろ状態でしょうか・・・それとも、gerade dabei でしょうか?コメントをありがとうございました。せっかくなので、残しておいちゃダメ?いただいたコメントを消すなんて・・・そんなもったいない。

投稿: ありちゅん | 2006年11月30日 (木) 07時23分

「共感」、これからはますます大事ですよね。似たようなことで(映画でも監督でもないけど)、心に残っているのがあるんです。「Durch Mitleid wissen」です。いいでしょう?

雪だるま、いいですね。やっぱり楽器モノって、いいな~。
ひょとしてこれは、ありちゅんさんが残念がっていた、昔ながらではなく現代のですか?(大ハズレだったりして・・・)

背後のガラスの樅ノ木は、何に使うのですか?

投稿: あむ | 2006年11月30日 (木) 21時58分

★あむさん

おはようございます。コメントをありがとうございました。
Durch Mitleid wissen いい言葉ですね。人間はどうしても自己中心的になりがちですもんね。他人を気遣う優しさや、他人を理解し、受け入れる寛容が必要なんだと私も思いました。これができそうでできない・・・。映画では、シュタージの諜報活動中、不意に音楽が盗聴器を通して聞こえてくるのです。それが大佐の心を揺さぶるのですが、それについて姜先生が監督に「ブッシュ大統領にはどんな音楽を聴かせたいですか?」と質問なさっていました。

投稿: ありちゅん | 2006年12月 1日 (金) 07時40分

☆あむさん

ごめんなさい、あとから。雪だるまのカルテット、かわいいでしょ(と、強引に共感を求める・・・)ええ、2、3年前にいただいたものです。昔なかったモチーフですよね。昔っぽいほうが好きなのですが、最近のでもカワイイのは好きです・・・(と訂正。)

ところで後ろの樅の木、よくぞ気づいてくださいました。ありがとうございます^^アレは実はドイツ製じゃなくて、北欧のどこかの国のなんです。ガラスでできていて、後ろでロウソクをともすと、チラチラ明かりが揺れるようになっています。実は火を灯しているんですが、写真だと逆光になってしまってよく映っていないのですが・・・

投稿: ありちゅん | 2006年12月 1日 (金) 10時16分

11月後半に所用で東京に出掛けた時、帰りに近くに在ると知ったゲーテ・インスティテュートに寄ってみました。初めて。
ちょっと感動してしまいました。(照)

そのとき、この「善き人のためのソナタ」のチラシが何か置かれていましたけど、あれはこの講演会?のお知らせだったんでしょうかね。
ブッシュ大統領についての質問、的を得た&ユニークな質問でしたね。ラムズフェルドにも良い音楽を聴かせてあげたかったです。わたし的には。(笑)

さ来週はクリスマスイベントやるみたいですよね。
遠いけど、ちょっとのぞきに行ってみようかな?って思っています。今週末は、神戸・大阪へ行くのでドイツ・クリスマスマーケットを観に行ってきますね。ドイツ風のクリスマス市は初めてなので、今から楽しみです。:)

投稿: のりこ | 2006年12月 4日 (月) 22時04分

☆のりこさん

わーい 東京のゲーテにいらしたんですね。いつでしょう?同じ日だったりして・・・。ラムズフェルドさんにも音楽聴かせてあげたいところですが、もう更迭されちゃいましたから不要でしょうね。

ところで大阪へ行かれるのですか?梅田のクリスマス・マーケット、有名だそうですね。行きたいなぁ・・・行かれたら是非、どんなだったか教えてくださいね。トブラローネ1キロパックも売ってたりして・・・ありえないか。重いもんね。100本仕入れただけでも100キロですもん。

投稿: あり・ちゅんたろう | 2006年12月 5日 (火) 00時15分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« Stollen のゲーム | トップページ | Räucherkerzchen (ドイツのお香)その2 »