« Engelorchester aus Erzgebirge (エルツ山地からやってきた天使のオーケストラ) その1 | トップページ | Wichtelmänner (グリム童話にも出てくるこびと) こびとの話 その1 »

2006年12月17日 (日)

Heinzelmännchen (ケルンに伝わるこびとのお話) こびとの話 その2

こびとで連想するのが、Heinzelmännchen(ハインツェルメンヒェン)。この本、大好きなんです。グリムの童話と同様、人間が眠っている間にお仕事してくれるこびとたちのお話です。もともとはケルンに古くからある(と言われる)伝説だったそうなのですが、August Kopisch(アウグスト・コーピッシュ)という詩人が出版した本がもとで、とても有名になったとのこと。

このコーピッシュのハインツェルメンヒェン、ドイツ語が韻を踏んでいてとても軽快。この味わいをそのまま日本語で伝えるのは至難の業だと思います。私にはとても訳せない・・・訳を載せたいところですが、私の貧しい日本語力が露呈してしまうので、やめました(汗)

Heinzelmännchen (ふしぎなよるのこびとたち)

ドイツ語の動詞の原形は en で終わるのですが、これが韻として効果的に使われると、こんなにも軽快で心地よいのか・・・と思ってしまいます。

Und schnitten und rückten
Und nähten und stickten
Und fassten
Und passten
Und strichen und guckten
Und zupften und ruckten...

こびとが一生懸命働く姿が目に浮かぶよう。こういうのを読むと、あぁドイツ語って美しい・・・と思ってしまいます。

名前は違えど、ドイツ各地にこういった「働き者のこびと伝説」が残っているとのこと。働き者のドイツ人も、「寝ている間に仕事をやってほしい・・・」という願望があったのかしら。

|
|

« Engelorchester aus Erzgebirge (エルツ山地からやってきた天使のオーケストラ) その1 | トップページ | Wichtelmänner (グリム童話にも出てくるこびと) こびとの話 その1 »

「ドイツのこと」カテゴリの記事

コメント

ありちゅんさんこんにちは~
仕事の一つで、こどもにオイリュトミーという、おゆうぎに似た踊りをおしえているのですが、日本語で「くつやとこびと」をとりあげてみても、このドイツ語の響きや韻の楽しさを伝えられないんですよ~。翻訳仕事もやっているくせに情けない。こどもはこのお話は大好きみたいですが、私は自分で気落ちしながら踊るので辛いものがあります。

投稿: あむ | 2006年12月18日 (月) 17時31分

★あむさんっっ

おはようございます。あむさんのHPやブログを拝読して、オイリュトミーって何かな?と思っていたのですが(すみません、無知で)ドイツの教育法なのでしょうか?踊りを取り入れているんですね。うちにも子供がいるので(もう大きいけど)興味あります。思春期まっさかりなので、さすがに踊ってはくれないでしょうが・・・「くつやとこびと」に限らず、韻を踏んだドイツの文章って美しいですよね。味わい深いというか・・・あれを日本語にうまく訳すのは本当に至難の業だと思います。文語調だといいのかな、とも思ったり。でも子供たちって大人と違い、感覚的に物事を捉えるので、あの物語の面白さは分かっているかもしれませんね。大人になるにつれて、ああいった感性は失われていく・・・

投稿: ありちゅん | 2006年12月19日 (火) 06時38分

ありちゅんさん〜
お久しぶりですっ。
Heinzelmännchenと言うと、
私は、『学生バイト』と思います。
同名の学生による便利屋さん?みたいなのがあるので。
たとえば引越とか
他の引越屋に頼むより格段に安いので
利用する人が多いようです。

そのHeinzelmännchenは、クリスマス時期は
サンタの扮装をするバイトが多いんですが、
毎年ベルリンで
『Heinzelmännchen(の学生たち)による
サンタ集会』が開かれるんですよ〜〜!
何百人というサンタが集まって、
皆で
『ホーホーホー』ってサンタ笑いを練習する
という・・・。

今年は見逃したんですが、来年は行ってみたいと思っています・・。

投稿: kio | 2006年12月20日 (水) 15時06分

あっ、ありちゅんさん、
一昨日デパートで、『デスクワーク』煙出し人形を
みつけたんですよ!
このパターンで『翻訳者』煙出し人形も作れるのではないかと・・。

投稿: kio | 2006年12月20日 (水) 15時08分

★kio さ~ん

おかえりなさ~い♪ 楽しかったですか?ご報告、楽しみにしているでござるよ。カメラは気の毒なことをしましたが・・・

ところでハインツェルメンヒェン、「お助け隊」だったのね~確かにネーミングがよいかも。「寝ている間に何でもやってくれる」というイメージがありますもんね。うん、このネーミングを考えた人はなかなかのセンスの持ち主だわ。「ほ~ほ~ほ~」は私も是非見たいもんだ。

ところで「デスクワーク」煙出しですか・・・ドイツにもSOHOが増えているのかしら。やっぱり煙出し人形は時代を映す鏡なのね♪

投稿: ありちゅん | 2006年12月21日 (木) 07時10分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« Engelorchester aus Erzgebirge (エルツ山地からやってきた天使のオーケストラ) その1 | トップページ | Wichtelmänner (グリム童話にも出てくるこびと) こびとの話 その1 »