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2007年4月 1日 (日)

Palmsonntag の Palm は「しゅろ」?「なつめやし」?

今日はPalmsonntag (枝の主日/しゅろの主日)なのですが、当ブログに遊びに来てくださった方が、「どうして棕櫚なんでしょう?」と書いてくださいました。うーーーーん、私にも分からない・・・。コマッタ。実は私、ミッションスクール出身者なんですが。

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日本語のウィキで「しゅろの主日」を検索しました。引用させていただきますと:
最後の晩餐とそれに続く受難の前にイエス・キリストエルサレムに入城した時に群衆が棕櫚(ナツメヤシとする訳もある)の枝を路に敷き、また手にとって迎えた(ヨハネによる福音書12:12〜15)ことを記念する日。ちなみに主日とは主の復活した日の事で日曜日を指す。』

・・・とありました。おぉ~~!ヒントはヨハネによる福音書にあるのね。ドイツ語の聖書から該当箇所を引用させていただきます。

Johannes Kapitel 12,12 『Als am nächsten Tag die große Menge, die aufs Fest gekommen war, hörte, daß Jesus nach Jerusalem käme, nahmen sie Palmzweige und gingen hinaus ihm entgegen und riefen...』

日本語訳ではどうなっているんでしょ?手元にある古~い文語体聖書では:
ヨハネ傳12章12節~『あくる日、祭に来たりし多くの民ども、イエスのエルサレムに来たりたもうをきき、
棕櫚(しゅろ)の枝をとりて出で迎え…』

新共同訳(新しい版です)の聖書では:
ヨハネによる福音書12章12節~『その翌日、祭りに来ていた大勢の群衆は、イエスがエルサレムに来られると聞き、
なつめやしの枝を持って迎えに出た。』

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な~るほど。昔はこの部分を「棕櫚」と訳しており、最近の訳では「なつめやし」となったみたいですね。日本語のウィキで「しゅろ」を検索してみましたら・・・あった、あった。引用させていただきます(20時追記):

ウィキペディア 『シュロは日本の温帯地域で古来より親しまれた唯一のヤシ科植物であったため、明治以降、海外の著作に見られる本来はシュロとは異なるヤシ科植物を、「シュロ」と翻訳していることが、しばしば認められる。特にキリスト教圏で聖書に多く記述されるナツメヤシがシュロと翻訳されることが多かった。今日でも聖書などのキリスト教文献で、ナツメヤシがシュロと翻訳されていることが普通である。』

な~るほど。だから昔は「棕櫚」だったんですね。最近では正確に「なつめやし」とする傾向にあるのかしら。知らなかったのは私だけ・・・?

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コメント

Wikipediaからの引用====

聖書やヨーロッパの文献に登場するナツメヤシは、シュロ以外のヤシ科植物が一般的ではなかった日本で紹介されたときに、しばしば「シュロ」、「棕櫚」と翻訳されている。

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だそうですよ。

私、棕櫚は日本の植物だと思っていました。
子供の頃、近所に生えていたので。

投稿: まがり | 2007年4月 1日 (日) 20時43分

★まがりさん

わ~ こんばんはーーー コメントありがとうございます。まがりさんが検索してくださったちょうど同じとき、私もウィキを見ていたんですね!ありがとうございます。私もこれを読んで目からウロコが落ちました。日本語のウィキの「しゅろ」から、そのままドイツ語のWikiに飛びましたところ、さらに色々書かれてました。どうも「しゅろ」は日本を含むアジアやヒマラヤあたりの植物みたいですね。うちの近所にも生えてます、毛深いのが(笑)

投稿: ありちゅん | 2007年4月 1日 (日) 20時59分

ドイツ語圏では、シュロもナツメヤシも生えてないんで、どう訳そうが連中にはバレませんて。(違
アルプス以北の連中にとっては、夾竹桃も南国のイメージになってしまうのですから。

投稿: takuya | 2007年4月 5日 (木) 02時04分

★takuya さん

た、確かに・・。棕櫚もナツメヤシも生えてなきゃバレませんね。幹が毛深いか毛深くないかの差ですし。

夾竹桃って何ぞや?と一瞬思ってしまったのですが、「キョウチクトウ」ですね。毒があると聞きましたが結構あちこちに生えています。あれが南国?

投稿: ありちゅん | 2007年4月 5日 (木) 07時05分

日本では(いや、北海道辺りではどうなのか知りませんが)夾竹桃はありふれていますね。レモンや月桂樹のように一般化したイメージと言えるかどうかはともかく、

「アルプスのはずれにあたるにもかかわらず、コバリートは南国そのもののように見えた。家々の入り口には夾竹桃、教会の扉口には月桂樹、石造りの建物、色とりどりの丸石の敷かれた舗道。」

と、ハントケの『反復』にはあります。コバリートはアルプスの南側(スロヴェニア領)。たしかにアルプス以北では夾竹桃はほとんど見ない。オーストリアから山を越えて実際にコバリートに行った時、このハントケの視線と感覚は理解できる気がしました。

投稿: | 2007年4月 5日 (木) 09時50分

前のコメント、記名を忘れてました。m(_ _)m

投稿: takuya | 2007年4月 5日 (木) 09時52分

★takuya さん

コメントをありがとうございました。何から何までtakuya さんにはお世話になりまして・・・。さっそくDUDEN 使ってます。画面自体もカラフルになって楽しいです。基本色はDUDEN の黄色なんですね。

ところで、「夾竹桃」が南国・・・。月桂樹は分かるような気がしますが、夾竹桃は我々日本人にとってはよくある植物だしなぁ。関越自動車道では、脇に夾竹桃がずーーーっと植えられていました。確かにあの濃いピンクは南国っぽいかもしれませんね。

話はそれるのですが、棕櫚などのヤシ系の植物を見ると、すぐに熱海や伊東あたりの温泉を連想してしまいます。南国っぽいイメージ。逆にヒバとか杉は雪国のイメージ・・・。植物に対して、我々は思いのほか固定観念を持っているのかもしれませんね。それが国によって多少違ったりしますが。

投稿: ありちゅん | 2007年4月 5日 (木) 11時15分

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