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2007年4月15日 (日)

エビとカニ

先日、ヤマトヌマエビのところで少し書いたのですが、私ったらいまだに「エビ」「カニ」の区別がついておりません。いえ、日本語ではもちろんついているのですが、ドイツ語ですとイマイチ区別がつかない、ということです。私だけでしょか?皆さん既にご存じでしたらすみません。

エビカニ関係で出てくる言葉・・・Krebs、Krabbe、Garnele、Hummer、Langusteなどなど。辞書で調べたり、Wiki で調べたりしたのですが、もしかしてドイツ人もあまりはっきり区別して使ってないのかも…。そもそも一般のドイツの方々、あまりカニは食べませんものね。

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Krebs:「甲殻類」全般を指すみたいですね。狭義ではザリガニ(Flusskrebs)を指すことも。かに座(実は私の星座)がKrebs だから私はてっきり「カニ」を意味するのかなぁとも思っていたのですが、厳密には甲殻類全般を指すんですね。今日の今日まで知らなんだ。

P4150023Krabbe:私の周りのドイツ人は皆、小さいエビをKrabbe と呼んでいました。茹でたエビをパンにのっけた「Krabbenbrot」ってドイツの方々お好きですよね。今日の今日まで、私も Krabbe は小さなエビだと思っていました。この言葉で検索してみると、出てくるのも小さなエビ。だけど辞書によると「カニ」、つまり英語の「crab」。「アレ?どっちなの?」と思って独和辞典をよくよく見てみると、北海で獲れるコエビ(Nordseekrabbe)も指すとあります。ドイツの人はあまりカニを食べないから、Krabbe というとカニではなく Nordseekrabbe、つまりコエビを最初に連想するんでしょうか。

でも「カニ」を意味するのも確かな模様。手元にある食材図鑑みたいな本によると、渡り蟹っぽいカニはすべて「●●krabbe」という名前がついていました。

P4150028Garnele:独独辞典の定義をみると、いわゆる「エビ」がこれみたいですね。長い触角と細身の体が特徴みたいです。サクラエビのような小さなエビからクルマエビみたいなエビまでカバーする模様。

P4150027Hummer:いわゆるロブスターの類がこれに入るようです。ハサミが立派。Hummer のフランス語がオマールエビ (Homard) だって今日知りました(恥)

P4150024Languste:イセエビ系のエビ。ハサミがないのが特徴なんだとか。言われてみますとイセエビにはハサミがないですよね。(と言って、結婚式によく出てくるお料理を思い浮かべてみる私。うん、確かになかった。)

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ご参考までに独独辞典の解説を:

Krebs : (in vielen Arten vorkommender) im Wasser lebender u. durch Kiemen atmender Gliederfüßer mit einem von einem Panzer aus Chitin umhüllten Leib, zwei Paar Fühlern u. mindestens vier Beinpaaren deren vorderstes zu großen Scheren umgebildet ist: b) kurz für Flusskrebs

Krabbe : (zu den Zehnfußkrebsen gehörendes) vor allem im Meer lebendes Tier mit zurückgebildetem Hinterleib, nahezu kreisrundem Körper u. großen Scheren am ersten Beinpaar.

Garnele : (im Meer lebender) Krebs mit langen Fühlern, schlankem, seitlich abgeflachtem, meist durchsichtigem Körper u. langem, kräftigem Hinterleib.

Shrimp : kleine Krabbe;

Hummer : (im Meer lebender) sehr großer Zehnfußkrebs von brauner bis dunkelblauer Färbung, dessen Fleisch als Delikatesse gilt

Languste : (bes. im Mittelmeer u. Atlantischen Ozean lebender) großer, meist rötlich violetter bis weinroter Krebs ohne Scheren, dessen schmackhaftes Fleisch als Delikatesse gilt

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コメント

カニとエビにはコメントなし……。なんてカワイソなんだろう。せめてこのアタシが成仏させてあげよう。

基本的に、魚介類の名称を一般人がこれだけ知っている国は日本以外にないでしょうな。外国語を勉強すると、日本で我々がふつうに使っている魚介類の名称がその外国語の中に少ないことに気付きます(アタシだけ?)。

だから例えば、Krabbeという包括概念を表す単語だけで、「北海で獲れる小エビ」を指すということが暗黙の了解になってしまう。なんて落ち着かないんだろう。それじゃ、「カニだかエビだか区別つかないじゃん」と思います。でも、そこで生活している人間には問題じゃないわけですな。そして、まさにこの小エビこそ、私がキールの魚屋で「カニをくれ」と言ったつもりが、いつの間にか「エビ」に化けて出てきたヤツだったのです。

ちなみにイギリスでは、桜エビとか甘エビくらいの大きさのエビはshrimpで、車エビとか大正エビくらいになるとprawnと区別しますが、アメリカ人はどっちもshrimpにしてしまいますね。prawnという単語はほとんど使わないみたい。

ところで、そんな堅苦しい話より、ありちゅんさんのお好きそうな話題を。甘エビってタマゴを持っているのが多く売られていますが、メスばっかりなんで? と思いませんか。でもご心配なく。アイツら、オスにもなるんです。つまり性転換するわけですな。エビちゃんが性転換。蛯原友里がある日、ドスのきいた声にヒゲを生やしたニイチャンになったら怖いなぁ(実はこれだけが言いたかったんですわ)。

投稿: U99 | 2007年4月24日 (火) 22時58分

★U99さん

おはようございます。コメントありがとうございます。ヨーロッパ人は日本人ほど魚介類を食べないですもんね。日本では一般的な魚も、向こうでは「Fisch」で片付けられてしまう。辞書で調べると、それぞれ学名みたいな名前がついているみたいですが、それをドイツ人に言っても通じないですもんね。特に内陸に住んでいる人は、マクレレ、フォレレ、ショレ、ヘリング、ザルディーネ、アールしか知らないのでは・・?と思っちゃう。でも燻製のマクレレは美味しいと思ってしまいました。黒パンにのっかったものを出してもらったことがあります。魚の名称は少なくても、お肉の部位などについては様々な表現がありますよね。ハーブについても彼らはとても詳しい。食文化の違いなんでしょう。

ところで性転換?雌雄同体ってことでしょか?出会った相手が♀なら♂になるとか?人間もそうだったら、便利なようなコワいような・・・。そういえばうちのヤマトヌマエビ、1匹死んでしまいました。脱皮に失敗した模様。彼らにとっては脱皮も命がけなんですね。ヤドは2匹ともUmzug gelungen!Dankeでございます。イモリは相変わらず赤いお腹を見せながらゆらゆら泳いでいるし、カメの巨大化はとどまるところを知らず。彼らの食費のために翻訳しているようなものですわっっ

投稿: ありちゅん | 2007年4月25日 (水) 07時34分

たしかかたつむりも雌雄同体でしたね。こういった生物は通常はオスかメスとして生きるのですが、交尾の相手がいないときは自家受精するって聞いたことあります。

投稿: なすび | 2007年4月25日 (水) 09時14分

★なすびさん

自家受精というのも、よくよく考えてみるとヘンですよね。でも子孫を残すためには仕方ないっちゅうことでしょうか。強いオスとの戦いに敗れ、すごすご引き下がるオットセイの映像を見たことがあります。あの後姿には悲しいものがありました・・・。

投稿: ありちゅん | 2007年4月25日 (水) 16時11分

U99さんのあたたかいこころに涙がとまらなくなってしまいました。
なーんつって、えへ。だってわからないんだもん、コメントしようがなかったのです。
Krebsです、私。癌だというわけじゃないんですが、でもKrebsのうまれ。てもしかしてここの家主さんも蟹座?

投稿: spatz | 2007年4月25日 (水) 21時10分

★シュパちん

えへ。えへ。えへ。

シュパちんもクレプス?私もよ。お誕生日いつ?私は、「今日から蟹座が始まる日」です。ちなみに血液型はB型なのですが、これってアホの組み合わせなんでしょうか?昔、よく「ふーん、カニBなんだ…。」と、明らかにバカにしたような目で見られました。どうなんでしょ?

投稿: ありちゅん | 2007年4月25日 (水) 21時20分

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