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2007年6月22日 (金)

Schuluniform (制服)

 日本人って昔から制服になじんでいますよね。制服を見ただけで「あ、●●中の生徒だ」と思ったり、「▲▲高校のセーラー服、カワイイ♪」と思ったり。昔ながらの野暮ったい制服から、おしゃれな制服に替えただけでその学校の「偏差値」が跳ね上がるということを聞いたことがあります。「なんちゃって制服」ってご存じでしょうか?制服を定めていない学校で、特に女子生徒が自主的に着ている制服っぽい服。紺のブレザーにチェックのスカート(超ミニ)、同じ柄のリボン。制服がないにもかかわらず、みんな似たような格好をしている風景はちょっと異様ですらあります。

 私はドイツの学校に通ったことがないのですが(Sommerkurs(サマー・コース) や Volkshochschule(市民講座みたいなもの)ならあるけど・・・陶芸教室でした(^m^))映画でよくギムナジウムの風景を見ます。生徒たちは思い思いの格好をしていて、自由でいいな~と。ところが!子どもをギムナジウムに通わせているドイツ人の友人から聞いたのですが、持ち物の競争が熾烈なんだそうです。特に洋服。最近、女の子が店の前で長蛇の列を作っているため、「?」と思って見てみたら、Shibuya-Girl とかそういったロゴのTシャツを買い求める子たちだったとか。Shibuya って渋谷? cool な服を着ていないとバカにされるんだそうです。ノーブランドの品も笑われるんだとか・・・。私服だと悩みが尽きないのはどこも同じなのね。

制服に関するアンケート

↑ドイツ語なのですが、検索して見つけました。昨年5月に実施されたものです。ラジオ局が制服についてアンケートをとったところ、制服を好意的に受け止める回答者が多かったとのこと。賛成派が79.1パーセント!「朝、何を着ればいいか迷う心配がなくなり、30分よけいに眠れる」という声や、「Wir-Gefühl (直訳すると「私たちという気持ち」ですが、一体感とか連帯感でしょうね)が強まる」とか、「ある特定の学校に通えるんだ、と誇らしく思える(よーするに優越感でしょうね)」といった理由が挙げられていました。反対意見も、私が想像していたような「戦争を思い出す」とか「個性が育たない」とかそういった理由ではなく、「制服を導入したところで、子ども同士の競争意識は減らない。ケータイなど他のもので競い合うだけだ」「自由がない」というものでした。

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 ドイツ人と学校制服、ドイツ人とブランド物がどうしても結びつかない私は、何とも不思議な気分でこの記事を読みました。

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「ドイツのこと」カテゴリの記事

コメント

1月くらいかな、ドイツではなくてフランスの下院に中高の制服導入案が出されたという記事があってへえと思っていました。asahi.com だけど、今は見つからない。これについてコメントしているブログはちらほら見つかって、それぞれに面白い。この議案、その後どうなったのか。
軍事国家としてのトラウマの強いドイツよりも、フランスの方が、案外抵抗が弱いのかもしれません。

投稿: takuya | 2007年6月22日 (金) 08時37分

★takuya さん

こんにちは~ コメントありがとうございました。フランスですと、リセエンヌとかに制服が合いそうなイメージがありますが、ドイツのシューレリンに制服・・・?と思ってしまいました。何よりも画一的になることを嫌うドイツ人が導入するわけがない!と信じていたのですが、アンケートを見る限り、おおむね好意的とか。意外でした。ただ、実際に導入するとなると侃々諤々いろいろありそうですね。一部の学校では、生徒たちに決めさせているようですよ。デザインとか。お仕着せではいやなのかもしれませんね。

投稿: ありちゅん | 2007年6月22日 (金) 17時18分

お久しぶりです!
制服は、日本語では制服にすぎませんがドイツ語だとUniformになってしまうのですね。制服がナチ時代の軍服を連想させてしまうのが問題だ、という事ではないでしょうか?ヒトラーユーゲントなど、少年少女もナチの軍服や制服着てましたから。また言葉の問題になってしまいますが、
SchuluniformではなくSchulkleidungじゃ駄目なんですかね?
(Wir-Gefuehl)というのも非ナチ化されたドイツ語で、(連帯感)をSolidaritaetsgefuehlでは左翼みたいだし、Gemeinschaftsgefuehlはもっと危ない感じが僕にはします。ドイツ語は、こういう場合気おつけないと。もっとも(非ナチ化)Entnazifizierungは大げさで、ナチを体験した90,80,70代のドイツ人が死期をむかえている現在、もう遠い昔の話かもしれません。
でも、移民や宗教の問題もあるでしょうが、死期を迎えつつある世代が、制服反対(2割)にまわっているような気がしてなりません。調べてみます。
(なんちゃって制服)いいですね。そういうのすきです。(Shibuya-Girl)についても書きたかったのですが、今日はこれで!

ブログ続けてくださいね。楽しみにしています。

投稿: とんぼ | 2007年6月23日 (土) 16時49分

★とんぼさま

こんにちは!コメントありがとうございます。ファウストのセミではいろいろご教示いただき、ありがとうございました。上にリンクした記事に、「Schuluniform ではなく Schulkleidungという呼び名も紹介されていました。また、上からのお仕着せではなく、生徒たちにデザインその他を任せるという話も。基本法で、学校が決めてはいけない、と定めているんだそうですね。

私も「ドイツ人に制服」と言うと、戦争の頃を思い出して拒否反応を示す人もいるんじゃないか、と思っていました。でも今の若い人(日本でいうなら昭和末期~平成生まれの世代ですもんね)は戦争と聞いてもピンと来ないのかもしれません・・・記事によると、反対者の中には社会主義のシステムの中で育った人たちがいるみたいですね。「自由」のありがたさを失いたくないという気持ちは分かるような気も。

Shibuya-Girl、ご存じなのでしょうか?私の友人が行列を見たのはケルンでした。ちなみにその友人の息子さんは「ガンオタ」で、誕生日になるとガンダムのフィギュアなどを送っています。ものすごく喜んでくれます・・・OTAKU の話になってしまいますが。

とんぼさん、このたびはコメントありがとうございました。素人が書くブログですのに遊びに来てくださり、感謝しております。

投稿: ありちゅん | 2007年6月23日 (土) 18時27分

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