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2007年9月18日 (火)

Hitler-Witz (ヒトラー・ジョーク)

 第三帝国については私ったら全くの無知。仕事で出てくるたびに詳しい方に泣きついています(皆様、いつもすみません)。ちゃんと日頃から本などを読んでいればいいものを、本を買い込んでも本棚に入れっぱなし。少しずつでも読まなくちゃ。岩波新書の「ナチ・ドイツと言語 -ヒトラー演説から民衆の悪夢まで-」は面白く読めました。一応ほにゃく者なので、「言葉」は大好きです。この本の中に、「地下の言語」としてヒトラー・ジョークが紹介されていました。第三帝国当時のジョークはとっても有名だということで、ご存じの方も多いと思います。Hitler‐Witz の検索ワードで検索してみました↓この本にも載っているジョークです。

Hitler-Witz (ワーグナー礼賛者として知られるヒトラーが「ニーベルンゲンリング」ならぬ「ニーゲルンゲンリング」を発表することになった、とのジョーク)

Die vier Teile des neuen "Niegelungenringes" werden heißen:
Keingold, Willkür, Niefried und Gettodämmerung.
  
タイトル:
Niebelungenring (ニーベルングの指輪) → Niegelungenring (一度も成功しなかった指輪)
  
4部作の内訳:
Das Rheingold (ラインの黄金) → Keingold (黄金ナシ)
Die Walküre (ワルキューレ) → Willkür (横暴、恣意)
Siegfried (ジークフリート) → Niefried (平和にあらず)
Götterdämmerung (神々の黄昏) → Gettodämmerung (ゲットーの黄昏)
 
*********************************
 
 なかなかキツいジョークですね。思わず唸ってしまいました。既にご存じの方、すみません。人は抑圧されればされるほど、風刺のセンスに磨きがかかるんですね。

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コメント

げー!おもしろすぎです!私こういうのゲタゲタ笑ってしまいます。私もキツイのかしら・・・?人ごとだからかしら?

私も第3帝国やヒトラーに関しては、ほとんど無知ですので、ここで勉強させてもらっております。

投稿: あむ | 2007年9月19日 (水) 11時06分

ああ、宮田先生の本ですね!先生との出会いがきっかけで、ドイツに夢中になりました。
先生のこの本、私も大変興味深く読みました。言葉で人を生かしたり、殺したりできるのだということがよく分かりました。

初ドイツは、先生との大変濃い旅でした。
「嵐の中の教会」ブルーダー著 新教出版社に登場する村のモデルになった小さい村とその教会にも行きました。歴史の教科書などで知るものとはちょっと違って、人々の生活から、あの時代を知ることのできるものでした。同じようなことがドイツ各地であったのだ、と別の街で少年時代を過ごした牧師が話していました。

投稿: まがり | 2007年9月19日 (水) 15時48分

★あむぴょん

わ~い♪ こちらにもコメントありがとうございます~。あむぴょん、暑い盛りにUmzug は大変でしたね。少し落ち着きました??? 

検索すると、本に載っているジョーク以外にもいくつか出てくるんだけど、語呂合わせのジョークから、かなり辛辣なもの、教養を必要とするものまでいろいろありました。どうせならドイツ語で読みたいな~と。ドイツ人ってWitzが好きだから、いつの時代でも面白いのがあったのでしょうが、ナチ時代ほど抑圧されていた時代はそうないでしょうし、そういう時期だからこそすごーく辛辣で的を射たジョークが生まれるんでしょうね。笑えないけど笑ってしまう…そんな感じですよね。

★まがりさん

わーい♪ コメントありがとうございます。本の題名しかご紹介していなかったのですが、すぐ分かっていただけたんですね!まがりさん、この先生をご存じだったんですか・・!一緒にご旅行も・・・?さぞかし内容の濃い充実した旅行だったでしょうね。この本、「言語」をキーワードに当時を読み解いていますよね。「地下の言語」も面白かったですが、その前の章の「教育の言語」「映像の言語」も興味深かったです。「言語」が好きなので、こういった角度からの分析は好きです。まだ暑いけど、それでも少し涼しくなってきたので、本を読まなきゃ~と思う今日この頃。まずは本棚に眠る本を読むことから始めなきゃいけないのですが、涼しくなってくるとドイツのお菓子も食べたくなってくるし(暑いと溶けちゃう)秋も深まってくるとクリスマスが気になってくるし…

投稿: ありちゅん | 2007年9月19日 (水) 16時49分

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