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2007年9月25日 (火)

Kakerlak, Schabe, ごきかぶり (ゴキブリちゃん)

 す、すみません・・・最初にお詫び申し上げます。ゴキブリの話なんて持ち出しちゃって、苦手な方には大変申し訳なく…。このトシで「いや~ん、こわ~い♪」などとやるつもりは毛頭ないのですが、それでもやっぱりゴキブリって苦手。実は昨夜、ゴキちゃんと格闘するハメになったのでありました。納期前で、いつものように焦って真夜中まで起きていたのです。ワンコが急に「うーーーがるるるるるる・・・」とやるので、何だろうと思って居間に行ったら近年まれにみるデカさのアレが壁に・・・!すっかり眠気も吹っ飛び、右手に殺虫スプレー、左手にワンコを抱え、縦横無尽に飛びまわる敵を相手にわたしゃ戦いました。ええ、戦いましたとも!(あ、すみません。縦横無尽というのは大げさ。)

   

・・・すみません、前置きが長くなりました。ゴキブリのドイツ語は、ご存じ Kakerlakカーカラクって嫌な響き。でもね、Küchenschabe とか、Schabe といった呼び名もあるんですよね。どう違うの?と素朴な疑問を抱き、ついつい調べてしまいました。

Schabe:ゴキブリ目(網翅目)のことみたいですね。ゴキブリやその仲間の総称のようです。
Küchenschabe:キッチンに出没するゴキブリの類を指すようです。中央ヨーロッパには3種類しかいないんですって。
Kakerlak:Küchenschabe の通称だとのこと。生物学上の名称ではないんですね。

なお、この言葉を明治時代の独和辞典獨和新辭林で調べてしまいましたら:
Schabe:(漢字が判読不能なのでルビだけで失礼します)ゴキカブリ
Kakerlak:滑蟲、油蟲

滑蟲や油蟲は分かるとして、「ゴキカブリ」って何?検索したらビックリ。もともとは「ゴキカブリ」と呼ばれていたのに、誤植で「ゴキブリ」となったのが定着しちゃったんですね。私の手元の辞書は初版が明治29年に出ていますが、ここではまだ「ゴキカブリ」だったんだ~

ウィキペディア「誤植」

<以下、ウィキペディアより引用>
ゴキブリは、かつては「御器囓り(ゴキカブリ)」等と呼ばれていた。しかし、1884年(明治17年)に岩川友太郎が書いた日本初の生物学用語集『生物學語彙』では、最初の記述には「ゴキカブリ」とルビが振られていたものの、2ヵ所目には「ゴキブリ」と書かれ、一文字抜けていた。この本は初版しか発行されず、間違いを訂正することができなかった。その後1889年(明治22年)に作られた『中等教育動物学教科書』にも「ゴキブリ」と記述されてしまい、この間違いは以降の教科書や図鑑にも引き継がれてほとんど全ての文献に「ゴキブリ」と書かれ、和名として定着してしまった。(引用終わり)

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 余談ですが、上にご紹介したウィキペディアの「誤植」記事、面白いです。聖書の誤植が不謹慎ながら笑える・・・。ドイツ語聖書の誤植について、またあらためて調べてみたいと思ってしまいました。

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「ドイツ語」カテゴリの記事

コメント

ありちゅんさんってば!!

なんでこんなに勉強熱心なの。なんでこんなにキライなものを調べちゃうんですか、あなたって人は。脳みその中をのぞいてみたい気分です。画像を載せなかっただけ、褒めて差し上げます。

てな誹謗中傷(笑)はさておき。
面白いですね、そうだったのですか、またひとつこのブログで賢くなってしまいました。ありがとうございます。読者はみな博識になりますね。雑学博士ともいうかな。

この、誤植の記事も面白そう。明日にでもゆっくりじっくり読もうっと。Vielen Dank fuer diesen grotesken, aber interessanten Beitrag!

投稿: spatz | 2007年9月25日 (火) 23時00分

☆シュパちん

おはようございます。昨夜はコメントをありがとうございました。実は私、ドイツでゴキブリを見たことがないのですが、主婦の方はご覧になったことあるのでしょうか・・?ドイツから日本に留学していた友人が、「日本でサイアクだったのは、カーカラクが夜毎出没したこと」と言っていました。彼女は「●●荘」という名前がピッタリの、古いアパートにいたからな~。最近は温暖化でドイツも暑いらしいですが、基本的には日本より気温が低いもんね。とにかくカーカラクだけはダメ。コバエよりダメ。

「ごきかぶり」って面白いですよね。知らなかったわ~。ウィキペディアの「誤植」も読んでみてね。面白い「誤植例」が紹介されています。

投稿: ありちゅん | 2007年9月26日 (水) 07時33分

ひー(>_<) 犬ってゴキ氏に興味を示しますか?
うちの犬がゴキを齧ったりしたら、もう犬にさわれないです…

投稿: すー | 2007年9月26日 (水) 08時55分

★すーさんっ

そーなんです。真夜中に「うーーーがるるるるる…」ってやるから何かと思ったら…!実は昨年までは必ずあちこちにコンバットみたいな駆除剤を設置していたのですが、昨年ワンコがそれをかじり、青くなった経験があって(ひと咬みくらいじゃ壊れなかったからよかったのですが)今年は設置していなかったのです。だからかもしれません、あんなデカいゴキ氏が姿を見せたのは…!幸い、すぐそばに殺虫スプレーがあったので(コバエ事件のときに洗面所の棚から出したのがそのままだった・・・!)すぐシュッとやれたのですが・・・あーーー夢に出そうです。

投稿: ありちゅん | 2007年9月26日 (水) 09時36分

ひーっ!実は、我が家もここ連日、ごきに遭遇するので、心身共に疲労しています。今年は暑かったからか、妙にでかい・・・許せないです。

久しぶりのコメントが、大嫌いな「ご」の記事だなんて…。でも、誤植でこう呼ばれるようになったとは!本当にありちゅんさん、好奇心の塊?もう、素晴らしいです。

「ご」、といえば、オーストリア人たちと温泉に行ったときに、なんと出没したのですが、私が逃げ回っているのに、彼らは「これはKakerlakじゃないよ~」と熱心に見つめていました。捕まえようとさえするので「やめて~!捕まえたら絶交する!」と叫びましたよー。これで、ドイツ人の男の子がマッチ箱に「ご」を入れて持って帰ったという話を思い出してしまいました…。

投稿: なおこ | 2007年9月26日 (水) 11時15分

★なおこさんっ

コメントありがとうございます~。なおこさんとはお菓子の話で盛り上がりましたが、「ご」でも接点(?)があったなんて…。そうなんです、やたらデカい。巨大化しているんでしょうか。さすがに画像をリンクするのはやめましたが、ドイツの「ご」サイトもなかなか充実していました。中には日本の「ご」に似た姿のもありましたが、似て非なるシロモノも…。これはこれでキモいのです。でも日本の「ご」の不気味さにはかなわない~~~ あの触覚がもう少し短くて、体が一回り小さくて、飛んだりせず、それでもって人目につくような場所に出てこないものであれば、もう少しイメージは違ったと思うのですが・・・違わない?

投稿: ありちゅん | 2007年9月26日 (水) 11時33分

何度もスミマセン。
思い出しました、フランスの田舎町で城塞に遊びに行って展示室に入ったら、水槽いっぱいの「ゴ」が“展示”されていたことを…(もちろん生きてる「ゴ」ですよ!!!!!) 
あぅぅ… 恐るべし、ヨーロッパ人です。

投稿: すー | 2007年9月26日 (水) 14時49分

★すーさんっ

あまりのショーゲキに即レスです!!水槽いっぱいに「ゴ」が展示…!?!? ミズスマシとかじゃなくって、「ゴ」が?!?恐るべし、ヨーロッパ人。フランス人ってば、すごすぎ。城砦に展示されていたということは、中世は「ゴ」をお堀に入れて敵の侵入を防いでいたとか? 

投稿: ありちゅん | 2007年9月26日 (水) 14時56分

 苦手なのに全部読んでしまった~!!!

 殺虫剤ですが、床などについたのを、ワンとかニャーとかが、舐めてしまうと危ないような気がします。
 うちでは、もっぱら丸めた新聞か蠅たたき。
 勿論!自分は手を出せません。加美さん偉い!

投稿: 尚休 | 2007年9月26日 (水) 15時44分

再び
おぇぇぇぇぇ

投稿: spatz | 2007年9月26日 (水) 15時53分

★尚休さん

こんにちは~ コメントありがとうございます。そうですよね、殺虫剤はワンコやニャンコには危険ですよね。できるだけワンコが行かない場所に追い込み、そこで「シュッ」しようと試みているのですが、敵もさるもの、逃げ込む場所が「シュッ」しづらいところだったりするんですよね・・・。あ、でも昨日吹きかけた場所は念のため、もう一度雑巾でふき取っておきます~ 

今思い出したのですが、今年94になる私の祖母は、スリッパで「ほい!」との掛声とともに撃退しておりました…。昔の人はすごいっ。薬を使わないからエコですよね。しかも、スリッパを振り下ろす時間の間にゴキが進む距離を瞬時に計算し、少し先を叩いていて感心した記憶が・・・。百発百中!大正生まれではありますが、明治生まれに負けずとも劣らない気概みたいなものを持っている祖母です…。

★シュパちん

ごめんねーーー「ゴ」の記事なんて載せちゃって♪でも思いがけず、皆様から反響をいただき、嬉しい悲鳴をあげています。あれ?私の勘違い?

投稿: ありちゅん | 2007年9月26日 (水) 16時54分

出遅れましたが、四国に始めてきた当事、ゴキブリが空中を飛んでいるのを見てびっくりしました。しかも外に出たとたん顔に当たった事まであって・・・ポロリと落ちたゴキブリを見た瞬間、ギャー!っと倒れそうでした。東京の友人たちに報告しまくったものです。それまで空飛ぶゴキブリなんて見た事なかったし・・・。今はホーサン団子をあちこちに。これは良く効きますヨ。家の外でひっくりかえっているので片付けないといけないけれど。でもこれもワンちゃんがいると齧ったりしそうでちょっと置けないですね。
『誤植』おもしろかったです。聖書のなんかホント笑えますね。「誤植」で出版停止になった書物・・マニアの間ではかなりの値で取引されているというのも前に大学の先生から聞きました。辞書なんかも持ってると鼻高々って。でも笑える誤植とそうでもないのとあるような・・・。

投稿: ろこちゃん | 2007年9月26日 (水) 20時11分

☆ろこちゃんさん

こんにちは~。昨日はコメントをありがとうございました。フライング・コックローチ?ひゃーーー怖い。もっとも、今回遭遇した「ゴ」も、縦横無尽というのは大げさですが、壁から少し飛んだので、思わず「げーーー」と真夜中に声を出してしまいました。昨年までは生協で打ってるホウ酸団子(白いプラスチックに入っているやつです)とか、市販のコンバットとかを仕掛けていたのですが、昨年ワンコがそれを加え、かじかじしていたのを見て青くなり、今年は仕掛けませんでした。だからかなぁ~このところ、やたら出没するのは。しかもデカいのです。温暖化の影響?

ところで誤植の記事、面白いですよね。過去の誤植の例が笑えます。

投稿: ありちゅん | 2007年9月27日 (木) 07時36分

あら!完全に出遅れです!すごい記事がアップされていたんですね!それにみなさんのエピソードもすごい・・・。

ドイツでは幸いみかけませんでした~。だから良い国だと思ってましたー。私が聞いたのでは「カカラック」だったような?

こないだまで住んでた家では今の季節によく出没しましたが、新しい家ではまだ見てないんです♪ 出てこないでくれ~・・・ 私の撃退法は、片手にスプレー、片手にホイホイで、追い込んでキャッチします。これはほぼ100%の確立です!

投稿: あむ | 2007年9月27日 (木) 08時40分

★あむぴょん

やほほーーー 「ゴ」に関してはヒジョーに困っております。やっぱりホウ酸クネーデルなどを仕掛けないとダメなのね。ホイホイってまだ売ってるんですか???今でもチューブでべとべとの液体をぐにゅぐにゅ絞り出し、家を組み立てて出来上がり、という状態なんでしょうか?だとしたらスゴイっ。

皆さんのエピソードもすごいですよね。水槽いっぱいの「ゴ」とか、空飛ぶ「ゴ」とか…。ここまで嫌われる虫ってほかには思いつかない…。シロアリとか蚊とかも、ここまでは嫌われませんもんね。

「カカラック」?「カーカラク」?「カーカラック」?「カラッカゼ」?「カラカラ浴場」?よー分からんのです。発音辞典を見ると、長母音になっているの。最初の「カ」にアクセントでしたよね。でも、ドイツではそれほどメジャーじゃなかったせいか、ほとんど耳にした記憶がない…。

投稿: ありちゅん | 2007年9月27日 (木) 11時05分

ありちゅんさ~ん!
『ごきぶりホイホイ』情報・・ずいぶん前から粘着部分に貼られているシートをはがすタイプですヨ~。チューブは懐かしいけれど、時代は消費者になるべく手をかけなくてよいように進んでおります。ハイ。

投稿: ろこちゃん | 2007年9月27日 (木) 13時07分

★ろこちゃんさん

こんにちは~。コメントありがとうございます。「ゴキブリホイホイ」の製造元アー●製薬って、●塚製薬の子会社だったんですね・・・!(昨日、ウィキペディアで調べてしまった・・)あれはヒットでしたね。他社の類似品までひっくるめて「ゴキブリホイホイ」って呼ばれてましたから。私はいまだに、チューブからニュニューーーっと出して塗り塗りするのをよく覚えています。

昨日、ドラッグストアに行き、ゴキブリ退治セットを購入。ホウ酸団子(ゴキブリキャップという、昔からあるやつです。プラスチックのケースなので、万が一ワンコがくわえても大丈夫かな、と思って)とゴキブリジェット(みたいなスプレー。強力らしいです)。早速、あちこちに仕掛けました。奥のほうから忘れていた古いゴキブリ駆除剤が・・・。もう2、3年くらい経っていたので、古くて効かなかったんですね。これで様子を見ますっっ(気合入ってますっ)

投稿: ありちゅん | 2007年9月28日 (金) 08時02分

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