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2007年11月11日 (日)

Martinstag (聖マルティンの日) と Weckmann (ヴェックマン)

 11月11日は、Martinstag (聖マルティンの日)です。何コレ?私もよく知らないのです。この日、子供たちはLaterne (提燈)を持って歩くのですが、いわれはよく知りませんでした・・・。慌てて調べてみましたら:

『マルティン:祝日は11月11日。貧者に自分のマントを切って与えたことで有名なトゥールの司祭。家畜と羊飼いの守護聖者。冬の始まりの日。子供たちが堤燈を持ち、歌をうたっておねだり行列をする祝日でもある。この日がちょうを食べる』(「ドイツ民俗学」より引用)

マルティン(マルティヌスとも)については、ウィキに詳しく載っています:
『伝承によれば、アミアンで、市門の番をしているとき、偶然に見かけた貧者に自分の軍衣を半分に切って分け与えた。その夜、マルティヌスが与えた衣をまとってイエス・キリストが夢に現われた。そして天使に「ここにマルティヌスがいる。彼は洗礼を受けていない。しかし私に着るものを与えた」。マルティヌスが目覚めると、切ったはずの衣は元通りになっていた。これはマルティヌスに関するもっとも有名な逸話である。フランク王国メロヴィング朝はこのときの衣であるという聖遺物を宝物にしていた。』(ウィキペディアより引用)

 聖マルティンの日と聞くと思いだすのが Weckmann (ヴェックマン)。人の形をしたパンで、司教をかたどった物なんだとか。主にカトリック圏で広まったそうですよ。Wecken (小麦でできたパン)+Mann (人)で Weckmann。Buckmann、Buggemann、Stutenkerl など、地方によって呼称も姿も少しずつ違うみたいですが、私がよく見たのは白い Tonpfeife (陶器製のパイプ)を持ったヴェックマン。このパイプ、今でも実はとってあります。もともとはパイプではなく、Bischofsstab (司教杖)だったのだとか。一説によると、陶器製のパイプを作る職人たちの結婚式で出されたバージョンが、杖ではなくパイプだったことが起源とか。昔は聖マルティンの日~聖ニコラスの日(12月6日)の間に贈られることが多かったそうですが、最近ではクリスマスの期間までこのパンが販売されている、と Wikipedia に載っていました。

詳しくは、この新聞記事にも書いてあります → Westdeutsche Zeitung
パイプのないWeckmannですが、画像は → コチラ

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「ドイツのこと」カテゴリの記事

コメント

そういえば今日でしたね。子どもたちが提灯を手に家々を回るこの行事、僕は好きでした。2年前
http://www.tkyabe.com/blog/archives/2005/11/martinovo.html
にちょいと書いておりますのでよろしければご覧ください。

投稿: takuya | 2007年11月11日 (日) 10時47分

いつも、「へ~っ!」という情報ありがとうございます。(という私が知らな過ぎるのかもしれませんが)。
この時期になると、どうしてもAdventの方が気になってしまいます。先日、同僚が出張のお土産でMilkaのAdventskalender
http://www.milka.de/milka/page?siteid=milka-prd&locale=dede1&PagecRef=322
を買ってきてくれました。昨年はドイツ人の友人からもらいました。
そして、12月になると、毎朝職場の人たちと騒ぎながら順番を決めて窓を開けていくんですよ。(お気楽な職場です・・・)

それから、私のブログのコメントの件ですが、設定が「登録者のみ」になっていました。すみません。先ほど誰でも書き込めるように修正しました。

投稿: あいねぱうぜ | 2007年11月11日 (日) 11時15分

★takuya さん

こんにちは~。コメントありがとうございます。日が落ちるのが早くなり、日本でもそろそろ冬という雰囲気になってきましたね。寒いドイツやスロヴェニアではなおさらだと思います。リンクもありがとうございました。早速拝見しました。スロヴェニアでも聖マルティン祭、同じように提灯行列するんですね!Weckmann のようなパンもあるのでしょうか?Weckmannを検索してみましたら、家庭で作るための「Tonpfeifen5本セット」などが通信販売で売られており、思わず笑ってしまいました。起源は中世だと知り、驚いた次第です。さすがヨーロッパですね。こういった風習が何世紀も続いていることが驚きです。

★あいねぱうぜさん

こんにちは~。コメントありがとうございます。ミルカのAdventskalender、いいな~~~心からうらやましいです!先ほど所用で出かけていたのですが、某カ●ディでは大量にAdventskalenderが売られていました。でもね、どれもイマイチ。ミルカのようにワクワクするカレンダーがなく、ちぇっと思いながら帰ってきました(笑)職場で盛り上がりながらカレンダーの窓を開けていくなんて、模範的なよい職場ですね。将来発展すること間違いナシです(キッパリ)。コメントも書き込めるようになったんですね。あとで早速お邪魔します♪ 

投稿: ありちゅん | 2007年11月11日 (日) 17時38分

ありちゅんさん、こんばんは。
ラテルネはすごく懐かしいです。
この時期幼稚園や学校ではラテルネ用の提灯を作ったのを思い出します。各地域の教会に集合時間が貼り出され、誰でも参加できました。
中の提灯は蝋燭だったり、ラテルネ用の懐中電灯にしたり色々でした。
夜に歩くのは寒かったですが、一緒に行ったドイツ人のお母さんがこの冷たい新鮮な空気を吸うと自分が子供の頃を思い出すと言っていました。
暗い夜道を練り歩いた後、どこからともなく白い馬にのったマルティンが現れ、貧者に赤い自分の赤いマントを切ってあげるという劇が始まったのにはびっくりしました。
ラテルネの歌もありましたがもう忘れました。
子供が小さかった頃の楽しい思い出のひとつです。もう一度あの頃に帰りたい!?

投稿: みみ | 2007年11月11日 (日) 22時04分

http://www.hausfrauenseite.de/index.shtml?http://www.hausfrauenseite.de/kinder/martinslieder.html
Weckmannの作り方もでてましたよん。

全然詳しくはない私が、思い出すのはこの歌かな。
子供のウタダしみなさん知ってるでしょうか?
らてーるねらてーるね、ぞんねもんとうんとしゅてーるね♪
Laterne, Laterne,
Sonne, Mond und Sterne.
Brenne auf mein Licht,
aber nur meine liebe Laterne nicht

投稿: spatz | 2007年11月11日 (日) 22時51分

http://www.kidsweb.de/basteln/laterne.htm

ラテルネを作ろう!
てなんか写真がいまいちで作ってみたいという気持ちにならない・・・orz...でもないか?

投稿: spatz | 2007年11月11日 (日) 22時59分

☆みみさん

おはようございます~。昨夜はコメントをありがとうございました。新しいウィルスソフトを入れようと、ここ3日間ほど悪戦苦闘しておりました(うまくインストールできなかったんです・・・)昨夜も奮闘中で、コメントのお礼が今日になってしまってすみません。ソフトは3度目の正直でようやく入ったのですが、PCの動作が異常に遅くなってしまい、なんか今までと違います・・・orz

ところで聖マルティンのお祭り、楽しまれたんですね!小さなお子さんにとってはクリスマス前の楽しいイベントでしょうね。いつも思うのですが、寒くて暗い季節でも滅入らないようにとの配慮か(?)冬って楽しいイベントが続きますよね。アドベントに入ると聖ニコラウスの日もあるし、クリスマスもやってくるし・・・。みみさんがいらした町ではWeckmann は食べませんでした?地方によって様々ということですが、私はあの陶器製のパイプを収集しておりました~。まだ家にあります。ちょっと欠けておりますが・・・。

☆シュパちん

楽しいサイトのご紹介、ありがとうございます~。Weckmann だけでなく、Martinsgans のレシピもあった~。「ラテルネを作ろう!」のサイトも見ました。確かに、何となくドイツドイツしていますな。N●Kの「わくわくさん」に頼めば、また違った趣のラテルネを作ってくれるかも。のっぽさんに頼むって手もあるぞーーーまだお元気みたいだもんね、のっぽさん。マルティンスタークの歌、私は初耳でした。シュパちん、なんで知ってるの??

上でも書いたのですが、どうも私はイベントはすべて食べ物とからめて覚えているらしい・・・。マルティンスタークといえば、Weckmann なんだもん。大昔に購入したパン焼き器で生地だけ作って、成形を自分でやれば作れるのよね・・・。トライしてみようかな~~

投稿: ありちゅん | 2007年11月12日 (月) 07時57分

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