« Hänschen Klein ~ Steiner - Das Eiserne Kreuz (蝶々 ~ 戦争のはらわた) | トップページ | ナチスの偽札 »

2007年12月 4日 (火)

Ich bin ein Musikante (山の音楽家)

 いつも当ブログにお越しいただき、本当にありがとうございます。1ヵ月以上前に、「ちょうちょう」の話題になった際に「山の音楽家」の記事も書きました。が、ど~も冴えない内容だったので、そのまま塩漬けにしておりました・・・。昨日、「ちょうちょう」を再び引っ張り出してきましたので、やっぱり山の音楽家にもご登場いただこうかと。前に書いたものですんません。

 なお、諸事情によりまたしばらく更新をお休みいたします。いつもコメントやメールをいただき、皆様には心より御礼申し上げます m(_ _)m

********************************

 先日、「ちょうちょう」のモト歌が面白かったことに味をしめ、またまたドイツ民謡を検索してしまいました。「山の音楽家」。これがドイツ民謡だということは聞いていたのですが(小学校の頃に使っていた合唱の本に載ってた)モト歌は聴いたことがなかった・・・。

「山の音楽家」の原曲について
↑このサイトによると、1964年にN●K「みんなのうた」で有名になったんだそうですね。その際、ドイツのモト歌を作曲家の服部克久さんが編曲、水田詩仙さんが作詞、とここに書いてあります。そのモト歌ってどんなんじゃ?

   

Ich bin ein Musikante (曲も聴けます)
え・・・?これ、本当にモト歌?メロディも内容も全然違う。シュレジエン地方に伝わるわらべ歌だそうです。動物も出てこない…。歌詞です↓

Ich bin ein Musikante
Und komm' aus Schwabenland;
Wir sind auch Musikanten
Und komm'n aus Schwabenland.

Ich kann auch blasen,
Wir könn'n auch blasen.
Die Trompete. Die Trompete.
|: Teng tentereng, teng tentereng,
Teng tentereng, teng tentereng,
Teng tentereng, teng tentereng,
Teng tentereng, ten teng. :|

2. Ich bin ein . . . .
Ich kann auch spielen,
Wir könn'n auch spielen.
Die Violine. Die Violine.
Sim simlerlim, . . . .

3. Ich bin ein . . . .
Ich kann auch schlagen,
Wir könn'n auch schlagen.
Auf die Pauke. Auf die Pauke.
Herum bum bum . . . .

4. Ich bin ein . . . .
Ich kann auch blasen,
Wir könn'n auch blasen.
Die Klarinette. Die Klarinette.
Die A-Klapp' auf, die B-Klapp' auf, . . .

5. Ich bin ein . . . .
Ich kann auch spielen,
Wir könn'n auch spielen.
Die Flöte. Die Flöte.
Tü, tü, tü, tü, . . . .

6. Ich bin ein . . . .
Ich kann auch spielen,
Wir könn'n auch spielen.
Das Klavier. Das Klavier.
Grabbl hier mal hin, grabbl da mal hin . .

7. Ich bin ein . . . .
Ich kann auch schlagen,
Wir könn'n auch schlagen.
Meinen Triangle. Unser'n Triangle.
Ting tingeling . . . .

8. Ich bin ein . . . .
Ich kann auch blasen,
Wir könn'n auch blasen.
Auf mei'm Fagott. Unser Fagott.
(Mit Lippen geschnurrt) . . . .

9. Ich bin ein . . . .
Ich kann auch schlagen,
Wir könn'n auch schlagen.
Meine Trommel. Uns're Trommel.
Pum pumperum . . . .

(以下、直訳です。メロディに合わせてないので、この日本語訳では歌えないのですが、せめて歌詞の雰囲気だけでもと思って。)

わたしゃ音楽家
シュヴァーベンラントからやってきた
わたしたちも音楽家
シュヴァーベンラントからやってきた

吹くことだってできるんだ
わたしたちだって吹けるんだ
トランペット トランペット
擬音 (日本語でいうと「ぷぷぷっぷっぷ ぷぷぷっぷっぷ♪」って感じでしょか)

2番:
弾くことだってできるんだ
わたしたちだって弾けるんだ
バイオリン バイオリン
擬音 (日本語だと「きゅきゅきゅっきゅきゅきゅ♪」かいな)

3番:
叩くことだってできるんだ
わたしたちだって叩けるんだ
たいこ たいこ
擬音 (日本語だと「ぽこぽんぽんぽん ぽこぽんぽんぽん♪」

4番:
吹くことだってできるんだ
わたしたちだって吹けるんだ
クラリネット クラリネット
擬音 (うーん、難しい。日本語だと 「ぷぷぷっぷっぷ ぷぷぷっぷっぷ」って感じですよね。あ、でもこれだとトランペットとおんなじ・・・)

5番:
吹くことだってできるんだ
わたしたちだって吹けるんだ
フルート フルート
擬音 (「ぴぴぴっぴっぴ ぴぴぴっぴっぴ」かな?これだと、どっちかというとピッコロっぽい音ですね)

6番:
弾くことだってできるんだ
わたしたちだって弾けるんだ
ピアノ ピアノ
擬音 (「ぽろぽろんぽろん」かいな?)

7番:
鳴らすことだってできるんだ
わたしたちだって鳴らせるんだ
トライアングル トライアングル
擬音 (トライアングルの擬音って何?「キンキンキンコンカン」?ちょっと違うか)

8番:
吹くことだってできるんだ
わたしたちだって吹けるんだ
ファゴット ファゴット
擬音 (ファゴットの擬音・・・これまた難しい。「ボボボーーボーボー」ちょっと違うな、これも。)

9番:
叩くことだってできるんだ
わたしたちだって叩けるんだ
大だいこ 大だいこ
擬音 「どどどんどんどん どどどんどんどん」って感じ?)

 あらやだ、私に詩的センスがないのがバレバレですな。直訳ということで許してくだしゃい。モト歌のドイツ語歌詞、これはこれでかわいらしくて素敵ですが、日本の「山の音楽家」の歌詞が素晴らしいということを再確認してしまいました・・・。夢があっていい歌詞ですよね。長く愛されているゆえんでしょう。改めて感心してしまいました~。

 

|
|

« Hänschen Klein ~ Steiner - Das Eiserne Kreuz (蝶々 ~ 戦争のはらわた) | トップページ | ナチスの偽札 »

「ドイツのこと」カテゴリの記事

コメント

山の音楽家って、もとは動物たちじゃなかったんですね☆
面白い…


お休みなさるんですか? 寂しい~ ですが、
またいつかの更新を楽しみにしています。
年末に向け、お身体ご自愛ください!

投稿: すー | 2007年12月 5日 (水) 11時03分

幼稚園で習ったのが最初でした~。モトはずいぶん違ったんですね。でもかわいい感じは同じかしら~。
お休みですか? カゼひかぬよう、お仕事がんばってください♪

投稿: あむ | 2007年12月 5日 (水) 15時10分

★すーさん

コメントいつもありがとうございます♪ 明治のころ、外国のわらべ唄をどんどん日本に紹介していったみたいなのですが、きっとフランスの歌もあるでしょうね。

すーさんもお忙しそう…。もしかして、家の大掃除とかもあるのでしょうか?私はもう何年も、「大掃除?え?それって何のこと?」と、すっトボけることにしています。

話は変わりますが、先日テレビを見ていたら、フランスのワインが出てきました~「ロートシルト」。家族の前で「あれはね~英語読みするとロスチャイルドなんだよ~」と得意気にジマンしました(^m^)

★あむぴょん

上にリンクしたサイトによると、1964年に「みんなのうた」で有名になった、ということですよね。ってことは新幹線と同い年だ~と思ってしまいました。この歌、いつ習ったかよく覚えていないくらい浸透していますよね。だけど~よく考えてみたら、ドイツにタヌキっていたっけ?このあたり、やはり「じゃぱに~ず」ですな。

話はそれますが、昔働いていた会社にいたドイツ人が長野か新潟へスキー旅行に行ったんです。で、帰ってきたとき「毎晩、宿にアライグマの親子が食べ物をもらいにやってきた」と言うのです。「え?アライグマって日本で野生化してたかな~?」と思ったのですが、よくよく聞いてみると、どうもタヌキらしい… そういえば似てますよね。

投稿: ありちゅん | 2007年12月 5日 (水) 16時53分

この音楽家達、シュヴァーベンから来ていたとは知りませんでした。もしかして、本当のオリジナルは I bin oi Musikonte~ だったりするかも?

投稿: 樅の木 | 2007年12月 6日 (木) 22時30分

こんばんは~。私も『山の音楽家』の歌動物たちが次々登場して大好きでした~。でも元歌には動物は登場しなかったのですね・・。
ところで実はアライグマって日本で野生化しちゃってるんですって。テレビで『あらいぐまラスカル』が放送された頃からペットとして飼う人が増えて小さい頃は人にもなつくらしいけれど成獣になるとかなり凶暴になって捨てちゃう人が多いのだとか。ここ何年か神戸の市街地などでも民家の天井裏に住み着いてたりゴミ箱あさったりで近畿圏ではニュースになってました。神戸市はアライグマ防除法とかを制定したそうですし、北海道でも駆除した市があると言ってました。外来種は天敵がいないので繁殖力強いですものね。アメリカザリガニもブラックバスも・・・。

投稿: ろこちゃん | 2007年12月 6日 (木) 23時12分

ろこちゃん好き!

投稿: 古杉のおっさん | 2007年12月 6日 (木) 23時44分

✽樅サマ~

コメントありがとうございます。I bin oi Musikonte~ あの、独特の抑揚が聞こえきて和めました~。この歌、脱力&癒し系だったんですね。シュヴァーベンのおっちゃんたちの音楽隊、さぞかし賑やかなんじゃないかと。目に浮かびますな(笑)

でもね、ナゾなんです。シュレジエンに伝わるわらべ歌なのに、なぜシュヴァーベン?自分たちの地域を歌詞に入れて盛り上げてもよさそうなのに・・・。

✽ろこちゃんさん

コメントありがとうございます~。え!?「あらいぐまラスカル」の頃からペットとして飼う人が・・・?あの番組、かなり古いですよね。逃げたアライグマはそのまま野生でも生きることができる、という話は聞いたことあったのですが、そんなに大規模に野生化していたとは知りませんでした。もしかして雑食性で、アライグマ的には何でもOK!なのでしょうか。よく似ているけど凶暴なアライグマが増えたら、日本古来の狸はどうなってしまうんでしょう・・・?

ちょっと話はそれるのですが、うちの近所に豪徳寺というお寺があります。知る人ぞ知る招き猫由来のお寺なのですが、そこに昨年、狸の親子が住みつきTVで話題になりました。すぐそばを走る世田谷線の踏切にある側溝で子供を産んだのですが、手狭(?)になり、お寺に移ったとか。今はもういなくなってしまったのですが、一度でいいから見たかった・・・!

✽古杉のおっさん様

コメントありがとうございます。私もろこちゃんさん大好きです。

投稿: ありちゅん | 2007年12月 7日 (金) 07時17分

(ドイツから投稿できない状態なので(Niftyさん、何とかしてくれ~!)メールで送ってくださったコメントを貼り付けさせていただきました。mihanaさん、いつもありがとう♡)

ありちゅんさん、こんにちは!
山の音楽家はドイツの歌がもと歌なんですね。 結構知らないで、日本のものだと思っていたら、海外から来たものだった・・なんていうことが、歌の限らずありますね。
ところで、作曲家の服部克久さんは、元ハンブルグバレエ団の服部有吉さんのおじいさんですよね(お父さん・・だったっけ?とにかく音楽一家ですよね)。分野は違いますが、家族そろって日本ードイツの架け橋的な存在なんですね。

投稿: mihana | 2007年12月 9日 (日) 09時26分

★mihanaさん~

コメントありがとうございます。いつもメールで送ってくださり、ホントありがとうございます。Niftyったら、もう少し何とかしてくれればいいのに…。スパム対策のおかげでスパムは確かになくなったけど、こうしてドイツから投稿できなくなると、申し訳ないやら悲しいやら…。昨日いただいていたのに、お礼が今日になってしまってすみません~。

で、服部さんの話ですが、お子さんかお孫さんがバレエをやってらしたとか…。知らなかった!実は服部さんのご自宅は、うちの近所にあるのです。ご本人をお見かけしたことはないのだけど。近藤●子水中バレエ団(知る人ぞ知る水中バレエ。一緒にしたら申し訳ないのだけれど…)の近藤さんのご自宅のわりと近く。やっぱり芸術一家なんですね。音楽もバレエも感性が大事ですもんね。すごい!

投稿: ありちゅん | 2007年12月 9日 (日) 09時31分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« Hänschen Klein ~ Steiner - Das Eiserne Kreuz (蝶々 ~ 戦争のはらわた) | トップページ | ナチスの偽札 »