カテゴリー「ドイツ語 字幕翻訳」の記事

2007年9月14日 (金)

Thomasevangelium (トマスによる福音書)

 しばらく放置してしまいました…。ほかの方々の充実したサイトや本などを読むにつけ、駄文を人様にさらしている自分が恥ずかしくなってきたり、「もう潮時かなぁ~」と思ってみたり。そんなこんなで更新を躊躇しておりました。

 その間、イギリスのドラマのお仕事をしていたのですが、聖職者が口にする聖句がどうも耳慣れないのです。馴染みの聖書とはちと違うな~と。検索してみましたら、「トマスによる福音書」なるものでした。えっ?福音書って「マタイ」「マルコ」「ルカ」「ヨハネ」以外のもお祈りに使うの?と驚いたのでございます。カトリックやプロテスタントでは、いわゆる「正典」しか使わないのに対し、「外典」も使う宗派があるんですね。知りませんでした。

 トマスの福音書に興味をお持ちの方は、下の参考サイトをご覧くださいませ↓

The Gospel of Thomas (英語)

Das Evangelium nach Thomas (ドイツ語)

トマスによる福音書 (日本語)

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 4つの福音書のほかに、いくつあるんだろ・・・最近何かと話題のウィキペディアで調べてみましたら:

『福音書ふくいんしょ、ギリシア語:ευαγγέλιον、ラテン語:Evangelium)とはイエス・キリストの言行録のこと。通常は新約聖書におさめられた福音書記者による四つの福音書(マタイによる福音書、マルコによる福音書、ルカによる福音書、ヨハネによる福音書)を意味する。その他にトマスによる福音書などがあるが、正典として認められなかった外典文書である。(ウィキペディアより引用終わり)』

『新約聖書におさめられた福音書以外にも「福音書」と冠される著作が存在するが、これらは外典福音書と呼ばれる。外典福音書のほとんどは正典のものより後の時代に成立し、一部の信徒によってのみ用いられていたと考えられる。これらの外典福音書の記述の一部は正統派キリスト教徒によって異端的な思想であるとみなされることになった。

外典福音書といわれるものには以下のようなものがある。
トマスによる福音書
フィリポによる福音書
ペトロによる福音書
(マグダラの)マリアによる福音書
エジプト人の福音書
ヘブライ人の福音書
真理の福音書
ユダの福音書
(以上ウィキペディアより引用終わり)』

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 日独英の聖書を読み比べるたびに思います。聖書の訳ってすごい。1字1句、それこそ前置詞や冠詞にいたるまで大切に大切に訳しているのが伝わってきます。意訳せず、勝手な解釈なども交えず、そのまま自国の言葉に置き換えようとしている。私はクリスチャンではないのですが、翻訳者として感心してしまうのでありました。

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